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セント・カトリーナ、シャルム、ダハブに注意

未だに毎日のようにテロ事件の発生しているエジプトですが、治安当局はただただ手をこまねいているわけではなく、テロとの戦いを継続させています。

主戦場はシナイ半島北部で、毎日一定の成果をあげてはいるのですが、もう次から次へと新人テロリストが出現してくるため、いつまでたってもテロ撲滅にはいたらないのではないか・・・と危惧したりもします。

シナイ半島北部の治安筋によると、昨日はシェイフ・ズウェイド南部とラファハとアリーシュ東部にあるテロリストの隠れ家を攻撃し、15人のテロリストを拘束、うち3人はパレスチナ人だった、とのこと。また、ABM(アンサール・バイトゥルマクディス)の傘下にある組織に属する3人のテロリストを殺害した、とも伝えられています。

(そういえば、このABMという略称は、私が資料をまとめる上でいちいち「アンサール・バイトゥルマクディス」と書くのが面倒であるため、一年くらい前から使い始めたものなのですが、いつの間にか在エジプト日本大使館が同じ略称を用いるようになっています・・・(笑)。)

この3人は、カイロ県、シャルキーヤ県、ダクハリーヤ県のテロリストと、シナイ北部を拠点とするABMとの間の通信員をしていたそうです。

また同筋によると、一昨日殺害されたABM指導者の一人であるユースフ・ムハンマド・ハマードの服の中から発見された計画書から、彼らのテロ計画の主軸が、シナイ半島の観光施設と治安施設を攻撃することにあり、特にセント・カトリーナ修道院、ダハブ、シャルムエルシェイフがターゲットであると判明した、とのこと。

また国境警備隊筋は、昨日はシナイ半島からのびる12のトンネルを破壊し、これでこれまでに、合計1309のトンネルを破壊したことになる、としています。

こうした筋系の情報は、いつものように、何がどこまで本当だかわからないのですが、毎日のように類似する情報が出ていますし、大筋ではそうはずしていないと思います。

・・・というわけで、セント・カトリーナとダハブ、シャルムには、しばらくの間行かない、というのが賢い選択かと、個人的には思います。

・・・というか、私は行きません。

シャルムの透明な海と、キラッキラの太陽と、色とりどりの魚たち・・・あ〜行きたい!!

この一週間ほど、カイロは夏のような気候になって来て、泳ぐにも最高の季節なのですが、もう海には長いこと行っていません。。。

去年は6月末から政変で大混乱、その大混乱のまま夏を迎え、冬になり、海に行かれないまま、季節がぐるっとめぐってまた春がやってきました。

一昨日、ビブラーウィー内閣が急に総辞職してしまい、そのせいで、大統領選挙は更に更に遅れそうな情勢です。

大統領選挙法が発表されるのは3月2日か?なんて報道も出ていますが、それから立候補受付をして、選挙戦をして・・・なんてやってたら、たぶん選挙自体は5月くらいになるんじゃないでしょうかねぇ?

エジプト政治安定への道も、シャルムへの道も、果てしなく遠い・・・です。
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エジプトのテロ、「経済戦争」へ

二日前のタバの観光バス爆破事件について、先ほど、ABM(アンサール・バイトゥルマクディス)が犯行声明文を発表しました。



同声明文の主旨は、以下です。

▼タバの観光バス爆破は、我々ABMの仲間が行った攻撃

▼同攻撃は、裏切り者にして(アメリカとイスラエルの)手下である現エジプト政府経済に対する「経済戦争」、すなわち、経済的打撃を与えるための攻撃の一環

▼現エジプト政府は、国の富を略奪し、イスラエルとの国境付近において、イスラエルの利益のために、罪のない人々を殺害し、彼らの家を破壊するという暴挙を行っている

▼今後我々は、現エジプト政府の経済的利益に関わるものに対する攻撃を、あらゆる場所で実行していく

治安筋も、タバの事件は、自爆テロであるとしており、この内容と矛盾はありません。

バスの停車中に、自爆テロ犯がバスに乗り込み、乗車口近くで自爆した、とされています。

また同声明文の最後には、

▼我々はいかなるSNSのアカウントも持っていない

▼我々はE-Mailを使っていない

▼我々が公式声明を発表する場は、イスラム系サイトに限定される

という注意書きもあります。

ABMを名乗る何者かがTwitterに書き込みをすることがあるのですが、どうやら偽物の仕業のようです。

今回の観光バス爆破に関連しても、外国人観光客は四日以内にエジプトから去れ、という内容の書き込みがありましたが、これはABM自身による脅迫ではなさそうです。

さてさて、同声明文にあるように、これからABMが経済関連への攻撃を強化していくとするならば、狙われるのは、

① 観光関連

② 天然ガス関連

③ スエズ運河

④ ショッピングモール

あたりだろう、と予想されます。

私は最初、彼らはシナイ半島にこだわりをもっているのかな、と思ったのですが、全然そんなことはないようで、上記のように、「あらゆる場所で」攻撃を行うとしているので、エジプト全土、津々浦々、等しく危ない、と言えると思います。

うーん。。。

恐いですね。。。

ショッピングモールは、以前のケニヤの忌まわしい思い出もありますし。。。

私の好きな海も、観光地ですし。。。

どこも行かれないですね。。。

ABMは以前は、治安関連に攻撃対象を限定すると主張し、そういった施設に近づかないように、と散々エジプト人たちに警告を与えてきたのですが、今年の1月末あたりから、地下鉄やらシネマやら、どこでもテロを行うようになり始め、今度は主たる攻撃対象を経済関連にする、と言ってきました。

このところ、エジプト当局の治安関連施設への警備がかなり強化されてきたのが原因なのか、攻撃対象を選別できないほどABMが追いつめられて来ているのか、世界的にインパクトを与える為には外人を狙った方がよいと考えるようになったのか・・・。

なんだかよくわかりませんが、いやあ・・・本当に恐いです。

私自身は、もう死んでもいいや、とあきらめのつく年齢ですが、私にはまだ小さい子どもがいるので、不安が募ります。。。

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観光客へのテロ攻撃

昨日、シナイ半島南部のタバで、観光バスがテロ攻撃にあい、韓国人観光客3人と、エジプト人運転手1人が亡くなりました。

エジプトでは毎日のようにテロ事件が起こっているのですが、昨日の事件で衝撃的だったのは、初めて外国人観光客がターゲットにされた、という点です。

2013年夏のムスリム同胞団政権崩壊以降、初めてのことです。

バスにはキリスト教徒の韓国人観光客32人が乗っており、カイロを出発した後、セント・カトリーナ修道院を訪れ、そこからタバ経由でイスラエルのリゾート地エイラートに向かう途中、爆弾が爆発したようです。

爆弾は、カイロでバスの前方に取り付けられていたと見られています。

治安筋はこの犯行をِABM(アンサール・バイトゥルマクディス)の仕業とみており、目的は、

①シナイ半島南部とシャルムエルシェイフの危険度を高め、観光客がよりつかないようにすること

②タバの国境を閉鎖させること

であるとしています。

また実行者の中には、パレスチナ人のアブー・エルハリーティーという人物がいる、ともしています。

彼らは外国人観光客を標的としており、韓国人だけでなくロシア人を攻撃することも画策していたようです。

エジプトのテロリストが外国人観光客を標的に・・・というと、否応なく思い出されるのが90年代と2000年代。

97年9月には、カイロの考古学博物館前で観光バスが襲撃されて10人死亡、同年11月には、ルクソールのハトシェプスト葬祭殿で観光客が襲撃されて62人が犠牲になりました。

2004年にはタバとヌエバで、2005年にはシャルムエルシェイフで同時多発テロが発生、あわせて100人以上が亡くなっています。

今回の事件は、今のエジプトの治安状況を考える上では、ひとつのターニングポイントになります。

まず第一に、これまでエジプト人を標的としてきたABM等テロリストが、外国人を標的としはじめたこと。

第二に、これまで主として治安関係施設を標的としてきたテロリストが、観光を標的としはじめたこと。

彼らの目的は、現政府の転覆およびシナイ半島におけるイスラム首長国樹立なので、シナイ半島浄化のためにタバで観光客を攻撃したと解釈できないこともないですが、今後の懸念は、

① エジプト全土で外国人観光客を攻撃する可能性がある

② ①の可能性は、大いにあり得るため、ただでさえ少ない外国人観光客が更に減る

③ ただでさえ疲弊したエジプト経済が、更に更に疲弊する

という流れになりうる、という点です。

また、カイロに住んでいる私たちも、観光地には行きづらくなりますし、シャルムに遊びに行くのは控えるようになると思います。

エジプト、終わったな・・・。

一年に何度か(何度も?)、こう思うのですが、今回の事件をうけて、またまたこう思っています。。。

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エジプトでグリーンスムージー

私の朝は毎日、一杯のグリーンスムージーから始まります。

・・・なんて言うと、オシャレぶった感じがしますが、もとは単に、

エジプトは野菜が超安い
→果物も安い
→一度にたくさん野菜と果物をとる方法はないか?
→グリーンスムージーがあるじゃん!!

という、実にプラクティカルな発想からそうなったまでのことです。

グリーンスムージーは、葉もの野菜とフルーツをミキサーにかけて作りますが、私がよく使う葉ものは、以下↓

・バジル:私は一番好きです。料理のイメージから、トマトとかと組み合わせるべき?なんて最初は考えたのですが、そんな配慮は一切必要なく、どんなフルーツとあわせても美味しいです。

・ミント:これも、私は好きです。エジプト人は紅茶に入れて飲むのですが、私は葉っぱをむしりとって、そのままスムージーにして飲みます。清涼感のある味で、美味しいです。

・チンゲンサイ:ちょっと辛みがでますが、レモンなどの酸っぱい系を足すとちょうどいい感じです。

・ロメインレタス:あまりくせのない感じです。

・サニーレタス:かなり葉っぱっぽさが残るので、好みが分かれると思います。

・ケール:エジプトでも生のケールは結構高級なのですが、時々使います。

・モロヘイヤ:スープのイメージしかない人が多いと思いますが、スムージーにしても結構いけます。私はかなり好きです。ドロドロするので、シェイクっぽい感じになります。

ちなみに、エジプトではモロヘイヤは、こんな風に売られています。

DSC_0017.jpg

私はこの大きな束を2〜3買って、葉っぱをむしりまくり、お湯にさっと通してから、フードプロセサーでとろっとろになるまで粉砕し、それをジップロックに平べったく入れて、冷凍しています。

こうすると、スムージーにも使えますし、スープや、シチューや、おそばのつゆなんかにも使えるので、大変便利なのです。

フルーツは、季節にもよるのですが、

リンゴ、グレープフルーツ、レモン、イチゴ、キウイ、バナナ、ザクロ、ミカン、メロン、ブドウ、スイカ、ナシ、マンゴー

なんかを使うことが多いです。

そして寒い時には、ショウガを入れるとちょっとあったまる気がします。

また私は、冷たいものを飲むのが苦手なので、ちょっと冷たいかな、と感じたら、軽く電子レンジにかけてから飲むことにしています。

私は万年寝不足&過労気味ですが、結構元気に暮らしているのは、グリーンスムージーと水泳のおかげ(笑)じゃないかなぁ〜と思っています。

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豚インフルエンザ再流行?!

今日のエルマスリ・エルヨウム紙は、一面と四面で、エジプトでの豚インフルエンザ再流行を懸念する記事を掲載しています。

IMG_0921.jpg

しかし、エジプト医師協会が、「豚インフルエンザによる死者は14人で、うち4人は医師である」としているのに対し、保健省は、「2013年12月から現在までに、H1N1型ウィルスが原因で死亡した人は16人にのぼるが、医師のなかに死者はいない」として、これを否定している、とのこと。

本当のところはどうなのか、かなり気になります。

医師が云々はさておき、エジプトで、昨年末からH1N1型ウィルスによる死者が複数出ているのは、確実なようです。

感染者も172人いる、と保健省。

日本などでは、このH1N1型ウィルスによるインフルエンザのことを「豚インフルエンザ」とは呼ばずに、「新型インフルエンザ」と呼んでいましたが、エジプトでは今でも、「豚インフルエンザ」という呼称を用いています。

エジプト政府は、H1N1型ウィルスが2009年に世界的な流行を引き起こした際、議会でエジプト国内にいる35万頭の豚を殺処分することを決定し、これを実施しました。

エジプト政府は理由として、「豚から人への感染防止」を挙げていたのですが、国内でも国外からも、「これは豚を飼育するコプト教徒への嫌がらせである」とか、「豚を嫌悪するイスラム教の価値観の押しつけである」といった批判が沸き起こりました。

2009年にエジプトから全滅したはずの豚ですが、今ではモカッタムのマンシヤトゥッナーセルなどで、昔のように、豚が生ゴミを食べる風景を見ることができます。

まあ、本当は全滅していなかった、ってことなんでしょうけどね・・・。

この記事の真偽は不明ですが、エジプトのムスリムの中には、豚に対する強い嫌悪や不信感といったものが、未だにくすぶっているんだなぁ・・・ということを再認識させられました。

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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