--

--

コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

04

29

コメント

ムスリム同胞団団長に死刑判決

昨日の午前中、ミニヤの刑事裁判所はムスリム同胞団の団長であるムハンマド・バディーウを含む683人に死刑判決を下しました。

73m6ha2c2g83r542y5-news.jpg

起訴容疑は、2013年8月14日治安部隊によるラービアとナフダの座り込み強制排除後、アダワ警察署を銃器を用いて襲撃し、複数の警官を殺害した他、武器を奪い、放火をし、ありとあらゆる暴力行為を行った、というものです。

同裁判所は、先にマターイ警察署襲撃と警官殺害事件に関して、528人に死刑判決を下しているので、既に合計1212人に死刑判決を下したことになります。

しかし昨日の裁判長の判決によると、先に死刑判決をうけた528人のうち、ムフティーによって死刑判決が妥当であるという承認をうけたのは37人だったとのことで、残り491人は終身刑に減刑されました。

昨日新たに死刑判決をうけた683人も、ムフティーの判断次第では減刑される可能性があります。

バディーウは8月20日に逮捕され、取り調べを受けていたのですが、同胞団的にも、そしてバディーウ本人的にも、まだ彼が同胞団団長のようです。

彼は8代目の同胞団団長なのですが、死刑判決を受けた団長は彼で二人目で、一人目は2代目団長のハサン・エルフダイビーです。

フダイビーは1954年に死刑判決を受けたものの、その後終身刑に減刑、しかもサダト時代に釈放されています。

この事例をみると、さすがに団長を死刑にしてしまうと同胞団員の反発がものすごいだろうことは容易に予想されるので、フダイビーの時のように、減刑→そのうち釈放、という路線でいくのではなかろうかと思います。

バディーウは過去にも3回軍事裁判所にかけられていて、一度目は1965年にサイイド・クトゥブと一緒に裁判にかけられて懲役15年の実刑判決を受けたものの、9年で釈放。二度目は1998年に懲役85日、三度目は1999年に懲役5年の実刑判決を受けています。

バディーウは昨日、死刑判決を受けた後も哀しみや動揺の様子は見せず、笑顔を浮かべていたそうで、「それじゃ、私に赤いスーツでも買ってくれ」とか何とか言っていたそうです・・・。

しかし、マターイとアダワの二カ所の警察署襲撃事件だけで1212人に死刑判決って・・・。

以前も記したように、同胞団員による警察署や教会の襲撃事件は数えきれないほど発生していて、それらの裁判は今後も目白押しです。

今日のアハラーム紙は、ラービアとナフダのデモ強制排除後に発生した治安施設や教会を狙った事件は17件だと書いているのですが、1件の事件につき600人に死刑判決として概算すると、全部で10200人に死刑判決が下されることに・・・。

ムフティーの裁量権で、死刑判決が確定するのは1件につき40人だとしても、合計680人の死刑が確定されることになります。

ものすごい数です・・・。
スポンサーサイト

04

28

コメント

「夫は不倫妻を殺害してもよい」論争

イスラム諸国ではよく、ある行為がイスラム法的に合法か違法かをめぐる論争がおこるのですが、エジプトももちろんその例外ではありません。

このところ頻繁に話題にのぼるのが、ダアワ・サラフィーヤという老舗のサラフィー主義組織の副指導者で、同組織のイデオローグであるヤースィル・ブルハーミー師のファトワーです。

ブルハーミーは今年の4月23日に、「夫は妻が恋人と共に裸の状態でいるところを見ただけでは両者を殺害してはならないが、両者の陰部が結合しているところを目撃した場合にはその限りではない」というファトワーを発行し、それに対する批判が相次いでいます。

ファトワーというのは、(もう何度も書いた気がしますが・・・笑)イスラム法学者がある事柄について、イスラム法的にどのように判断されるかを述べる「見解」で、単なる「見解」なので、それ自体は強制力も執行の義務もありません。

かつて近代法導入以前に、イスラム法による統治が行われていた時代には、裁判官が裁判を行う際に、イスラム法学者にファトワーを求めて、それに立脚した判決を下したり、またより一般的には、広く信徒たちが自分たちの抱える問題を解決するためにファトワーに頼るということが行われていました。

翻って現在はどうかといいますと、エジプトの場合はファトワーを発行する公的組織や、そこのトップである大ムフティー(ファトワー発行者)が公的に任命されている他に、ブルハーミーのような著名法学者がファトワーを乱発して、メディアがそれを取り上げて話題になったり、信徒たちがそれを行動指針にしたり、あるいは冷ややかな目で見たり、笑いものにしたり・・・と、反応は様々です。

ブルハーミーはここ数年だけでも、かなり(現代社会的には)奇抜(?)なファトワーをあれこれ発行しているのですが、その一例が以下。

2012年9月26日 イスラムという宗教は、女子の婚姻最低年齢を定めておらず、セックスさえできればよいとしているので、9歳や10歳の女子が結婚することも何ら問題ではない

2013年4月15日 ムスリムは春香祭(イースター)の際に、リンガ(ニシンの塩漬け)を食べたり、春香祭を祝ったりしてはならない

2013年9月14日 ムスリム男性は、キリスト教徒女性の所有している財産や、彼女の肉体、あるいは美しさのみに惹かれるという理由だけで、彼女と結婚することができ、その際、自宅において彼女の安全を担保する必要はない

2013年11月23日 妻は夫のセックスの要請を断ってはならず、断った場合、それは不服従行為として離婚要因を構成する

2014年1月20日 女性はデモに参加してはならない

2014年3月2日 コプト教徒を公職や行政職に任命してはならない

2014年3月11日 妻には夫の客人をもてなす義務はない

2014年4月17日 姦通の証拠として現場のビデオを撮影したとしても、目撃証人がいないかぎり、それは証拠として採用されない

「(現代社会的には)奇抜なファトワー」と書いたのは、古典的なイスラム法的には奇抜でも何でもなく、普通の解釈だったりする・・・ことを勘案したのですが、現在の、特にエジプトの場合にはアズハルに属する法学者たちは、古典的イスラム解釈を現代社会に適応したかたちで解釈すべくいろいろ苦肉の策を展開しているわけでして、そこへきて、ブルハーミーのように「イスラムでは女はセックスさえできれば9歳で結婚してもいいことになっている」とか言う輩が出てくると、はなはだ迷惑なわけです。

それはもちろん、エジプトの民法はどうなる?!、子どもの人権、女性の人権無視じゃないか!!となってしまうからでして。

例えば、最初に紹介した「夫は妻のセックス現場を目撃したら、妻と恋人を殺してもいい」というファトワーについては、アズハルの法学者たちはこぞって、これは無効なファトワーであり、社会の秩序を乱すだけのインチキファトワーなので、いかなる信者もこんなものに惑わされてはならない云々と述べています。

今のエジプトにおいては、どんな事案であれ、きちんと裁判所で裁判が行われるべきであり、個人が個人を殺してよいなどということはいかなる状況においてもありえない、とか、こんなインチキファトワーは国家の治安と安定を脅かすので、国の取締の対象とすべきだ、なんて意見を述べている学者もいます。

ダアワ・サラフィーヤはヌール党という政党を作って政治活動も活発に行っている団体で、エジプト社会への影響力が実際にある組織です。

アズハルの学者達が、口を酸っぱくして、「ブルハーミーに騙されるな!」といっても、ブルハーミーのファトワーをありがたく拝聴し、そうかそうかとそれに従う国民も一定数いるのがエジプト。

ちなみに、今日のワタン紙がブルハーミーのファトワー特集を組んでいるのですが、そこには精神科医のコメントも掲載されていて、マナール・ザカリヤーという精神科医は、「サラフィーの人たちの考え方の中には、精神科的に治療すべきものが含まれています。それに彼らは、女性はセックスの対象にしかすぎない、という考え方をそもそも改めるべきだと思います」と述べています。

これを読んで、ちょっと失笑してしまった私・・・。

やっぱり面白い国です、エジプト。

04

16

コメント

カイロ中心部の爆弾犯は同胞団員

エジプトでは毎日テロ事件が発生するので、私の感性も、その種の事件が発生したところで大して反応はしない程度にまで麻痺しているのですが、近くで起こるとやはり多少はこたえるものがあります。

昨日は朝7時すぎに、ドッキにあるガラー広場の警察検問所で爆弾が爆発し、警官二人、市民一人が負傷しました。

ドッキというのは、行政的にはギザ県に属するのですが、一般的にはこのあたりは広い意味でのカイロと呼び習わしています。その意味では、ドッキはカイロの中心部。

私が住んでいるのは、ナイル川の中州で、ドッキはナイル川を渡った西側の地区にあたります。

死者がでなかったのが幸いで、容疑者も直ちに一人だけ逮捕されました。

爆発現場から逃走するのを見たタクシーの運転手が追跡して、捕まえたそうです。

この容疑者は、ヤーセル・ムハンマド・アフマドという名前の同胞団員で、1987年生まれ・・・ということなので、現在27歳くらいでしょうか。

ベニスウィーフ出身で、ベニスウィーフのムスリム同胞団に所属、工学の学位を持ち、同胞団から大統領選挙前に国民を混乱に陥れるようなテロ事件を起こすよう請け負っていた、とのこと。

ドッキの事件の他に、カイロ大学前の爆弾爆破事件、ギザの学生センターでの爆弾事件、ケルダーサの爆弾事件、7月26日通り高架橋の爆弾事件も実行した、と認めているそうです。

これらの事件は、彼と仲間の3人、合計4人で実行していたそうで、彼らは1ヶ月半前から部屋をかりて共同生活を営んでおり、そこで爆弾を作ったり、そこを拠点にテロ事件を起こしたりしていたとのこと。

彼以外の3人は、ガラー広場の事件後、インバーバ方向へと逃走したそうです。

彼らは主に、カイロ大学、アインシャムス大学、アズハル大学エリアでテロを実行する任務を負っていたそうなのですが、ドッキの広場のど真ん中に爆弾を仕掛けられるということは、当然、私の住んでいる近辺にも仕掛けようと思えばできるだろうな・・・という想像くらいはできます。

時間の問題かなあ・・・。

モルシ大統領が失脚して1年近くが経とうとしている今も、同胞団員はデモやらテロやらを継続中で、特に大学での暴動は日常化しています。

昨日も、カイロ大学で同胞団学生と治安部隊が衝突、学生達は周囲の木に火を放ったりし、治安部隊が周囲の道路を封鎖、催涙ガスを用いて事態を収束させました。カイロ大学は娘の好きなギザ動物園の目の前にあるため、もう長いことギザ動物園には近づくことすら困難です。

アズハル大学でも、同胞団学生が新聞配達の車両に放火、治安部隊は仕掛けられていた爆弾を爆発前に発見して処理。

マンスーラ大学では、同胞団員学生が火炎瓶やナイフ、棒などを持って他の学生達と衝突、14人が負傷しています。

デモもテロもあまりにも日常化しすぎて、テレビや新聞でも「今日の大学暴動」「今日のテロ」といった取り上げられ方をしているのが実にシュールです・・・。

04

14

コメント

女性大統領はイスラム的に違法?

エジプトの女性活動家ブサイナ・カーメルさんが昨日、次期大統領選挙に立候補する為のメディカルチェックを受けました。

彼女は2011年の大統領選挙の際にも立候補の意志を表明したものの、立候補要件を満たすだけの署名を集めることが出来ずに断念、先日、今回の選挙にも立候補すると明らかにしたばかりです。

一方、ダアワ・サラフィーヤの副会長であるヤーセル・ブルハーミー師は今朝のタハリール紙に対し、「女性大統領はイスラム法に違反する」と明言しています。

ブルハーミー曰く、エジプトの大統領の適性は、エジプト憲法に則って定められるべきであり、エジプト憲法には、イスラムのシャリーア(イスラム法)が法源であると明記されている。そして、女性がこの地位(=大統領)につくことはシャリーアに反するとされており、この件については法学者たちの合意(イジュマー)が成立している、とのこと。

ブルハーミーは、シャリーア的には他にも女性がついてはならない地位というものがあり、例えば女性防衛大臣はイスラム的に認められないとしています。なぜなら、女性の指揮下に実際に戦争を行うということはあり得ないからだそうです。そして、女性に戦争の指揮をとることが認められない以上、戦争の指揮以上に厳しい選択を迫られることになる大統領職には、女性がつくことはできないのは明白だ、としています。

また、よりはっきりと、こうも述べています。

「あのね、エジプト国民は、ムスリムなの。女の大統領なんて、認めるわけないでしょ?!」

はい、これが本音です。

「大統領やその他の行政職は、女の本質には適さない」

とも述べていたそうです。

イスラム世界の歴史をひもとくと、女性の指導者というのもいることはいるのですが、イスラム法学者がイスラム法的にそのことを論じると、大概ハラーム(違法)という結論に至ります。

これは明文規定ではないのですが、イジュマーが成立している規定です。

エジプト国民がみな、大統領の適性についてイスラム法的に論じるわけでは全くないのですが、一方で、政治指導者は当然男のムスリムであるべき、と思っている人が大多数を占めているだろうことは容易に想像できるわけでして。

その意味では、ブルハーミーの言っていることは真実だと思うのですが。

エジプト国民の中にはムスリムじゃない人も1割くらいはいますし、フェミニストだってほんの少しくらいはいるんですけどね・・・。

ブサイナさん、今回は正式に立候補できるのでしょうか?

頑張ってほしいものです。

04

13

コメント

アルジャジーラの本性を暴露せよ!

2013年の6月30日革命以降、エジプト・メディアやエジプト人のアルジャジーラ嫌いはもはや払拭しようのないものとして固定化されているのですが、今日のワタン紙には、(またまた)ジャジーラがいかにヤバいかについての記事が掲載されています。

概要は以下。

ここ数年で明らかになったのは、ジャジーラはテレビ局ではなく、アラブの皮をかぶってアメリカ・シオニズムのアジェンダを広めるための情報装置である、ということ。

ジャジーラは2001年以降の「テロとの戦い」の時代に、西側メディアに対抗できる唯一のアラブメディアとして、アラブ世界ナンバーワン・ニュースメディアの地位を確立させることに成功。

2011年の「アラブの春」報道を通し、ジャジーラの信頼度は最高潮に達し、多くのアラブ人の信頼を勝ちとることに成功。ある調査によると、エジプトにおけるジャジーラの視聴率は一時28%にも達し、これは他のアラブ・ニュースチャンネルや、エジプトの地元メディアの視聴率とは比較にならないくらい高い数値だった。

一方、イギリスのガーディアン紙が伝えたように、在カタール米大使館から流出した外交文書にもあるよう、ジャジーラはカタールという国家の外交戦略の道具そのものであった。

そのことが明らかになったのは、2013年6月30日革命の時。この時、ジャジーラは同革命を軍事クーデターとする批判を展開、なりふりかまわぬ情報戦略で、クーデター批判をする論者だけを出演させ、偽情報を流し続け、呪われたアジェンダに奉仕する装置へと変貌を遂げた。

6月30日には、反同胞団のデモの人数は200万人にも達していたのに、50万人と報道。英語版のジャジーラでは、大統領宮殿前のデモは反軍隊のデモであると報道。その後も、親同胞団、反政変の偽報道を繰り返す。

以降、エジプトにおけるジャジーラの視聴率は低下。一時28%だった視聴率は、今年の1月には5.3%になり、その値は同じくアラブ衛星ニュースメディアのアラビーヤとほぼ同じ、エジプトの地元テレビのON TVの6.6%を下回った。

また、エジプトにおけるジャジーラ視聴者の3割は、同胞団員である、との調査も。

ジャジーラの主な収入源は、ニュースチャンネルではなく、有料のスポーツチャンネルなのだが、こちらも視聴者が激減。

ジャジーラで働いていた、エジプト人スタッフも、次から次へと辞職。

エジプト情勢だけではなく、現在のシリア情勢を伝える報道でも明らかなように、ジャジーラの報道は100%、カタールによる「作り物」なのだ。


まあ、だいたいこんな感じです。

カタール政府がお金を出して作っている段階で、カタールの政策に奉仕するテレビ局であることは明らかなはずなのですが、確かに一時期、ジャジーラは他のアラブのテレビ局とは異なり、政府の情報統制から自由な、反西側諸国、汎アラブ報道をなしうる、唯一のアラブメディアである、という名声を(なぜか)獲得していました。

私も6月30日革命以前は、目の前にあるテレビのうち一台は必ずジャジーラをつけていましたが、今は殆どつけません。

私の場合、カタールのお抱え放送局であることに嫌悪感がある、というよりは・・・、まあ、それもあるのですが、中東のニュース・ソースとして機能しなくなったから見なくなった、という理由のほうが大きいです。

今やジャジーラだけではなく、カタールという国自体がおかれている状況自体が、かなり逼迫してきているわけで、この先どんな落としどころをみつけてくるのか、はたまた、この路線で破滅するまで突き進むのか・・・?

全然わかりませんが、先を見届けたいという興味はあります。

04

13

コメント

エジプトのバースデーケーキ

先日、娘が4歳の誕生日をむかえました。

エジプトでは、(なぜかわかりませんが)子どもの誕生日を学校で祝うことになっており、この日、親はケーキとプレゼントを持って、学校に行かなければなりません。

娘が、どうしてもキティちゃんのケーキが食べたい!と言い張るので、巷で最近ちょっと評判のケーキ屋さんに発注して、作ってもらいました。

誕生日当日、ピックアップに行ったら・・・

じゃーん!

IMG_1440.jpg

なんか、いろんな意味ですごい出来映え・・・笑

発注する時に、キティちゃんのファイルを持参したら、そっくりこのままのケーキを作るぜ!と言われて、その意味がイマイチよくわからなかったのですが、こういうことだったみたいです・・・。

どうやら、画像ファイルを、そのままマジパンにプリントする機械があるらしく、それを使って作っているとのこと。

同じ日、店には、こんなケーキもありました。

IMG_1442.jpg

「禁煙がんばれ、ムハンマド!」・・・笑

キティのケーキのピンク色もものすごいですが、禁煙ケーキの赤と黒もかなりのインパクト!

そして、この上に乗っかった、マルボロ系のタバコのエグいことといったら・・・笑

あと、こんなケーキもありました。

IMG_1443.jpg

シェリーフのケーキは、スーパーマン・モデル。

ご覧の通り、真っ青です・・・笑

これらの色、ホントにヤバいんですけど・・・笑

とりあえず、まあ、年に一度くらいは、体に悪いモノを食べてもいいじゃないか!と、割り切って、学校へ。

DSC_0272.jpg

娘のクラスメイトは、一人インド人がいる以外は、全員エジプト人です。

娘と、インドの彼女の二人で、どうにかインターナショナル感を保っているのが実情・・・笑

DSC_0185.jpg

誕生日の本人が、友達にプレゼントを配るのが、エジプトの習慣(?)です。

そしてハッピーバースデーの歌をみんなで歌い、ケーキのろうそくを吹き消して、みんなでケーキを食べます。

DSC_0205.jpg

寄ると、これまたすっごい色・・・汗

ですが、中は普通のチョコレートケーキで、味も普通に美味しかったです。

娘はクラスメート達と大笑い&大盛り上がりしていたので、学校楽しそうだな〜と安心しました。

04

13

コメント

無敵のシシにライバルなし?!

今日のエルマスリ・エルヨウム紙は、昨日までにインターネット上に寄せられた、次期大統領として誰を支持するかについての票の集計結果を掲載しています。

これによると、各人の獲得票は、

シシ前防衛大臣 407430票
サッバーヒー 20670票
ムルタダー 570票
シャフィーク 224票
サーミー・アナーン 49票
ムバラク元大統領 35票
バラダイ 23票
モルシ元大統領 8票
ハーゼム・サラーフ 2票
アブトレイカ 1票

とのこと。

一瞬、あれ?サッバーヒー、結構健闘してる?!なんて思ったのですが、目の錯覚で、一桁違いました・・・。

シシの圧勝です。

サッバーヒーはクフル・エルシェイフ県の出身で、ここではどの県よりも多くの票を獲得しているのですが、それでも4762票にすぎず、同県でシシが獲得している17546票と比べると、惨敗状態。

それはさておき。

ムバラク、モルシという、二人の元大統領を次期大統領に!という声がまだまだ少数ながらあることは理解できても、ハーゼムとか、アブトレイカとかはちょっと、冗談キツすぎるでしょ・・・笑。

このままいけば、来月末に行われる大統領選挙では、まちがいなくシシさんが当選することになるわけですが、ここへきてエジプトの抱えているいろんな問題が、また更に深刻さを増してきています。

特に3月は、インフレ率が9%を超えてきていて、これはもしかしたら暴動が発生するんじゃないか?!、と私なんかは危惧してしまうくらい、日用品の値段が急上昇しています。

3月末には、いつも行っているカフェのメニューが一律3割程度値上げされたり、スポーツクラブの娘のレッスン料がこれまた3割程度値上げされたり、日用品以外のものにも値上げの嵐が・・・。

単純に考えて、日頃買っていたモノが一律1割程度値上げされるということは、収入も1割増えないとこれまで通りの生活はおくれないことになるわけで、収入が増えない以上、これまでよりも貧しい食生活を強いられる市民が増えているのが現状です。

エジプトは、パンやガソリンといった生活必需品には、多額の補助金を投入して、価格を安く押さえるという政策を伝統的にとっているのですが、こちらもそろそろ本格的に立ち行かなくなりそうな予感が・・・。

不思議なことに、エジプト人の多くは、パンやガソリンが異常に安価で売られているのは、補助金が投入されているからだ、というしくみを全く理解していないので、安価なパンが手に入らなくなったり、値上げされたりした日には、大暴動が発生すること必至。

というか、逆に言うと、今まだ暴動が発生していないのは、激安パンが流通していて、手に入るからなわけでして。

国の財政が逼迫している中、国民の期待を一身に背負って誕生することになるシシ大統領ですが、先日自分でも言っていたように、彼は魔法使いではないわけで、インフレをストップさせるとか、予算がないのに補助金は投入し続けるとか、到底できそうにないことをやらなきゃいけない状況をいったいどう乗り切るつもりなのか・・・他人事ではありながら、考え込んでしまったりします。

先日エジプトは再度、IMFとの交渉をスタートさせましたし、まあ、あれこれ考えてはいるのでしょうが。

治安面から言うと、次期大統領としてシシ以上に最適な人物はいないと断言できるのですが、市民にとって一番大切なのは、毎日ちゃんとごはんが食べられることだったりする、というのもまた真実です。

本当に大変だなあ・・・。

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
海外情報
322位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
中東
6位
アクセスランキングを見る>>

ブログランキング

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Designed by

Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。