--

--

コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

J.M.

いつも、分かりやすい、かつ豊富な情報拝見させてい頂いております。ありがとうございます。
私もカイロに残留してます。
日々の始まりはネットでニュースやTwitterを確認してからスタートです。お互い気を付け生活しましょう。

07

09

19:26

飯山陽

コメントいただき、ありがとうございます。
そうですね、気を付けつつも、ストレスをためないように、暮らしていきたいものです。

07

09

22:57

管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/tb.php/147-c8481594

07

09

コメント

混乱期エジプトの日常生活

エジプトが大混乱に陥ってから、2週間程度が経過しました。

もともと政治的にも経済的にも社会的にも、安定とはほど遠い状態にありましたが、それでも日常生活には特に支障はありませんでした。

その状況が変わったのが6月末。

モルスィー政権を打倒しようという大規模デモが6月30日に予定され、その数日前から急激に情勢が不安定になりました。

私は仕事をしつつも、家のこともしなければならないので、タイミングをみつけて食糧を買いだめし、さらに車にガソリンを入れておきました。

実際それからは、想像もできないような場所で大統領支持派と反対派の衝突が頻発し、治安が極度に悪化、外出がはばかられる日もしばしばありました。仕事も激増。

外務省のエジプト渡航情報も、「渡航を延期して下さい」という上から二番目の段階まで引き上げられ、在エジプト日本大使館からは、エジプト在住日本人に対し、できれば国外に退避して下さいという要請が来ました。

私の住んでいるのはザマーレクというナイル川の中州地区で、タハリールや衝突発生現場からすぐ近くなのですが、中州であることが幸いして、今のところ目立った混乱は発生していません。

もともとこの地区は、大使館が多く存在し、外国人が多く住んでいるエリアでもあり、他の地区以上に警官や警備員も多く、カイロ市内では最も治安のよい場所です。

そのザマーレクですら、外国人の数は激減し、昨日、今日あたりは、街を歩いていても外国人の姿は殆どみません。

イギリスなんかは、特別機を飛ばして大使館員を帰国させたくらいですし、外国人の多くはたぶんもうエジプトにはいないんだと思います。

日本人に関しても、とある筋によると、エジプト在留日本人は半数以上が既に国外退避したそうです。

知り合いの中にも、既に帰国した人もいます。

外国人が退避した一方、そもそも退避しようのないエジプトの人たちはみんな、できるだけ通常通りの日常生活を送ろうとしているように見えます。

私もできるだけそうするように努め、運動の好きな娘は欠かさず体操教室や水泳教室に連れて行っていました。

食料品に関しても、野菜や果物といった生鮮品は今までどおりに流通していますし、お米やパンも手に入ります。

全ての食料品が1.5倍くらいに値上がりしていますが、お店はふつうに営業しています。

工事をする人や、お掃除をする人も、いつも通りに仕事をしています。

ただ、日によっては、日常生活が完全に麻痺してしまう一日もあります。

例えば昨日などは、早朝に大規模衝突が発生し、軍が装甲車を出動させてあちこちの道を封鎖したため、出勤するために家を出た人々が出勤できず、家に戻るというケースが続出しました。

うちの下にあるお菓子屋さんも急遽閉店、娘の体操教室も、水泳教室も、中止となってしまいました。

道を走る車も殆どなく、こういう日はかなり絶望的な気分になります。

エジプト、終わったか・・・という、なんとも表現のしにくい、救いようのない気持ちです。

ところが不思議なもので、半日大きな衝突などがなく過ぎると、なんだかやっぱりエジプト大丈夫じゃん?!という気分になります。

そんな浮き沈みの激しい毎日が続いて、はや2週間。

さすがに結構疲弊してきました・・・。

このところ、内戦下のシリアの人々に思いを馳せることがよくあります。

シリアに比べれば、エジプトの現状は比較のしようのないほどずっとマシですが、きっとシリアの人たちも、明日は今日よりいい日がやってくるはず、と信じながら、出来る限り普通の生活を送ろうと懸命に頑張っているんだと思います。

娘の友人に、シリアから避難してきた子がいるのですが、先日、殆ど人のいないプールで、その子とその家族に会いました。

避難先のエジプトもまたこんなことになっちゃって、大変だなあなんて思ったのですが、彼女達はこれくらいのことはものともしていませんでした。

出来る時にね〜運動しとかないとっ!と至って元気。

シリア人はよくわかりませんが、エジプト人は基本的には底抜けに楽観的な人たちです。

こういう先の見えない不穏な日々においてこそ、彼らの楽観性を見習いたいと思います。
スポンサーサイト

J.M.

いつも、分かりやすい、かつ豊富な情報拝見させてい頂いております。ありがとうございます。
私もカイロに残留してます。
日々の始まりはネットでニュースやTwitterを確認してからスタートです。お互い気を付け生活しましょう。

07

09

19:26

飯山陽

コメントいただき、ありがとうございます。
そうですね、気を付けつつも、ストレスをためないように、暮らしていきたいものです。

07

09

22:57

管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/tb.php/147-c8481594

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
海外情報
242位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
中東
7位
アクセスランキングを見る>>

ブログランキング

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Designed by

Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。