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内戦の導師カラダーウィー

同胞団政権崩壊後の今、同胞団出身の著名ウラマー代表格であるカラダーウィーの名声は、エジプトでは地に落ちたと言っても過言ではありません。

かつてこのブログでもカラダーウィーについては何度も取り上げてきましたが、もはや彼はエジプトの地を踏むことすらできないのでは、と思います。

昨日のローズエルユースフの記事がこちら。

DSCN1107.jpg

内戦の導師カラダーウィーが、未だにエジプトに毒をまき散らしている、という記事です。カラダーウィーがファトワーにおいて、エジプト軍に対する武力蜂起や、そのためにアラブ諸国の(軍事)介入を呼びかけていることをもって、「毒をまき散らしている」としています。

カラダーウィーは、シリアに対する軍事介入を呼びかけていることでも知られていますが、ヌール党報道官のシェリーフ・ターハも、こうしたファトワーについて、「カラダーウィーは宗教を政治利用している」と批判しているとのこと。

いやいや、ヌール党の人に言われたくはない・・・という思いもありますが、エジプトの宗教諸派にもカラダーウィーは見捨てられてしまったというひとつの証左なわけで。

当然、アズハルも彼を大批判しており、カラダーウィーは「エジプト人を殺人と暴力へと扇動している容疑者」と公式声明で称しています。

こちらは昨日のワタンの記事。

DSCN1108.jpg

サラフィー主義ウラマーの代表格であるヤーセル・ブルハーミー(ダアワサラフィーヤの指導者)は、カラダーウィーを「嘘つき」と呼び、彼が長をつとめる国際ムスリム・ウラマー連盟に、「嘘をついたことに対する謝罪」を求めています。

ブルハーミーによると、カラダーウィーは、「エジプトでは平和的デモ隊の人々を殺害してもよいというファトワーを出した導師たちがいる」と記したそうで、「そんな導師は1人もいない!!おい、おまえは嘘をつくことを硬く禁じている預言者のお言葉を知らないのか?!」とお怒りの様子。「エジプトの宗教者は皆、流血の事態を避けるようにと訴え続けてきたではないか!」と言っていますが、まあ、確かにその通りでした。

いやあ。。。同胞団政権時、一度はアズハル・モスクで凱旋の説教を行ったカラダーウィーですが・・・時代は変わるものです。。。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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