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ハッジ(大巡礼)に行きます

・・・いえ、私ではありません。

うちのスタッフ(46歳)です。

ハッジというのは、イスラム暦のズールヒッジャ月8日から10日にかけて実施されるメッカ大巡礼のことです。

彼はこれまで政府のハッジ企画に7年応募したけれど落選し続け、今回初めて旅行会社のハッジ企画に応募し、見事に当選したとのこと。

当選というのはどういう意味かというと、毎年ハッジに行くことの出来る人数が制限されているため、行きたい人全てが行かれるわけではなく、政府や旅行会社のハッジ企画に応募し、選ばれた人だけが行かれる、というしくみになっているのです。

なぜ人数制限があるかというと、ハッジ希望者の多さに対してメッカの受け入れ人数に限界があるためで、サウジアラビア政府は毎年、各国にハッジ受け入れ人数を通知し、その人数にのみハッジ・ビザを発給しています。

なので、政府や専門の旅行会社の企画に当選すれば、ビザが入手でき、晴れてハッジに行くことが出来るわけです。

去年は世界各国から300万人くらいが、ハッジに行きました。

エジプト人は、今年は20万人くらいにビザが発給されるようです。

費用に関しては、エジプト政府の企画が最も安く、1人22000ポンド(33万円)。うちのスタッフの行く旅行会社だと、1人28000ポンド(42万円)。個人で手配すると、1人60000ポンド(90万円)かかるそうです。

これはエジプト家庭の平均年収が24000ポンド(36万円)であることを考えると、ものすごーーーーーーい高額です。

格安の政府企画でさえ、平均年収と同額程度。

それでもムスリムは全員、行けるものならば行きたい!と思うのがハッジです。

行きたい、というか、ハッジはムスリムとしての義務のひとつです。ただし、健康と経済的な条件が整うならば、というのが条件ですが。

うちのスタッフはハッジに行けることになって、大喜び。まあ、こちらとしては、行っちゃダメとは言えません。

今回は、奥さんと一緒に行くそうです。

期間は10月6日から25日の約3週間。その間に、メッカとメディナに行くそうです。

メッカではウムラとハッジを行い、メディナではマスジド・ナバウィーやウフドの山、預言者ムハンマドやサハーバ(アブー・バクルや、ウマル・ブン・アルハッターブ)の墓なんかにも行くそうです。

墓、行くんだ・・・(苦笑)。

サウジ発給のハッジ・ビザは、メッカとメディナしか行かれないと明記されているそうで、うちのスタッフはサウジにお兄さんが住んでいるのですが、そこまで訪ねて行くことはできないそうです。

彼はハッジで着ることが定められているイフラームを既に購入し、予防接種も受けて、準備万端。

「ハッジに行ったら、何をしたいの〜?」と聞くと、「イスラムの信仰はどのようにして始まり、その真髄は何なのか、じっくりと考えたい」んだそうで。

「ハッジで人生変わるかな〜?」と聞くと、「オレは今よりもっといい人間になる」と言っていました。

乞うご期待(笑)。

3週間休まれるのは正直痛いですが、笑顔で送り出してあげよう!・・・と思っています。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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