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衝撃の巡礼土産

ハッジ(大巡礼)に行っていたうちのスタッフが、無事、カイロに戻ってきました。

イスラム世界では、ハッジを経験者に対し尊敬の意味を込めて、男の人を「ハーッジ○○」、女の人を「ハーッジャ○○」と呼ぶのが慣例です。

ということで、彼のことも、これまでウスターズ○○(○○さん)と呼んでいたのですが、これからはハッグ○○(ハッジ経験者の○○さん)と呼ぶことになりました。

ちょっとした昇格(笑)?

いや、あんまり定着しなそうだな・・・。

それはさておき、彼はハッジ旅行中の写真やら映像やらをスマホでたくさん撮ってきていて、嬉しそうに見せてくれました。

もちろんハッジの写真や映像はこれまでにもたくさん見たことがありますが、行ったばかりの人が撮ってきたものを見るというのは、また格別です。

ハッジ関連施設は現在拡張工事中であるため、今年は巡礼者数が190万人程度に制限されました。それでも、彼の映像を見る限り、その混雑っぷりは半端ないものでした。

ハッジはたくさんの行程をこなさねばならないのですが、カアバの周囲を回るタワーフは、以前とは異なり、今は三層に分かれて実施されています。

上空からみると、こんな感じ。



カアバに近い一番下層がやはり一番人気だそうです。そして一番上層は、車椅子利用者など、体の不自由な巡礼者専用となっています。これは、いいことですね〜。

メッカはいまだに40度近くあり、ハッジの全ての行程を終えるのは体力的に非常につらかったそうです。

また、メッカ住民は根っからのベドウィン気質で、よそ者嫌いの気が強く、街を散歩したりできるような雰囲気ではなかった、と言っていました。あと、メッカの物価はとてつもなく高いそうです。

メッカ住民のよそ者嫌いは有名ですが、ハッジに行くとやはりそれを強く感じるそうです。

一方で、メディナ住民はとってもいい人たちらしく、街を散歩するのも楽しいそうです。

・・・まあ、カーフィルの私は、生涯行くことのない聖なる二都市なのですが(汗)。

また彼にはサウジに移住してもう12年間会っていない兄がいるそうで、1500キロ離れたダンマームから駆けつけてくれた兄とジッダで再会し、お互いに「お兄ちゃん、年とったねー」「お前こそな〜」とか言い合って、つかの間の再会を楽しんだそうです。

そうそう、本題の巡礼土産ですが、まず、三歳の娘への土産はこちら。

IMG_0095.jpg

お腹を押すと英語の歌を歌う人形〜。

娘は以前にも、この手の人形を彼からもらって、それに「キャシー」という名前をつけて可愛がっていたので、また同じようなものを選んでくれたんだと思います。

メッカから来た、英語の歌を歌う、中国製の人形・・・(笑)。

シュールです・・・。

そして、こちらも。

IMG_0094.jpg

中国製の髪飾りセット。

偶像崇拝をかたく禁じるイスラムの聖地からやってきた割には、全てに人形がついちゃってますが・・・(汗)。

このへんがアバウトなのが、なんとも好感持てます。

そして私たち夫婦には、「二人で使って下さい」と言ってこちらをプレゼントしてくれました。

IMG_0091.jpg

・・・?!

こっ、これは・・・?!

あけてみると・・・

ジャーン!!

IMG_0092.jpg

きたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!

CESENと書かれた、ばっちり中国製のペア腕時計・・・。

JAPAN QUARTZって・・・。

たぶん、彼的には、最大限気をつかって、私たちが喜んでくれるに違いないと信じて選んでくれたのでしょうが・・・(汗)

ここまで全て、中国発、メッカ経由カイロ到着の土産。

最後のこちらだけ、かろうじてメディナ産。

IMG_0096.jpg

サウジ特産のデーツとカシューナッツを、チョコでコーティングしたお菓子のようです。

作っている会社がアンサールって・・・なんだか、アンサールと聞くと最近はテロリスト集団しか思い出さないのですが、もともとの意味で使ってるんでしょうね〜、当然。

というわけで、衝撃のハッジ土産ではありましたが、まあ、無事に一大義務を果たして帰ってきてくれたので、それだけで素晴らしいことだと思っています。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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