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同胞団学生がアズハル大学に突入

今日もまた、エジプトで残念な事件です。

デモを行っていたムスリム同胞団員であるアズハル大学の学生達が、大学の事務所建物に突入し、学長が治安部隊に介入を要請する事態に発展しました。

突入する同胞団員の映像がこちら。



ご覧のように、暴力、破壊行動の数々・・・もうむちゃくちゃです。

建物や施設を破壊しただけではなく、ゴム弾や爆竹なども使用していたそうで、アズハル大の学長が「人命を守るために」、治安部隊に大学内に入って保護してほしい旨要請したのも、うなずけます。

同胞団員はこの数週間ほど、これまで各地の広場で行っていたデモ活動を、大学キャンパスで行うようになっていました。

治安部隊による広場の封鎖が続いた為です。

それ故、各地の大学は同胞団のデモで占領され、学業は滞り、暴力的な衝突も頻発していました。

アズハル大学でも、同胞団員の学生が数週間前から反軍隊、親モルシのデモを行ってきましたが、今朝、同胞団幹部で自由公正党副党首のイサーム・アリヤーンが拘束されたことで、怒りに火がついたようです。

アリヤーンはタガンムウ・ハーミスで逮捕され、既にトラ刑務所に身柄を移され、そこで取り調べが行われています。

大学構内は一応自治が行われていて、警察や軍は通常は立ち入ることが出来ません。同胞団員はこれを利用し、大学構内でデモという名の傍若無人な行動に走っているように見えます。

エジプト当局は現在、デモ規制法の発布を検討しており、その中には大学構内でのデモを禁じる項目も含まれていると言われます。

デモ規制法は民主主義の大原則に反するという批判ももちろんありますし、諸刃の剣ではあるのですが・・・。

同胞団員による大学でのデモについては、エジプト各紙および地元テレビが連日とりあげ、「全然平和的じゃない!!」と批判しています。

日本にも大学がデモの主戦場になった時代がありますし、エジプトでも過去に大学で活発にイスラム主義運動が展開された時代がありました。

今回のこの大学での動きは、今後どうなっていくのか・・・

当局はあと2週間で、非常事態令の適用を停止するとしていますが、その後、エジプトの治安がどのように守られて行くのか、あるいは治安はどう守られるべきだと考えられているのか???

マンスール暫定大統領による憲法宣言(新法のようなもの)の発布が予測されていますが、全国規模での治安情勢が一向に改善されない中、先の見通しはまだたっているようには・・・全然思われません。。。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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