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カイロ中心部の爆弾犯は同胞団員

エジプトでは毎日テロ事件が発生するので、私の感性も、その種の事件が発生したところで大して反応はしない程度にまで麻痺しているのですが、近くで起こるとやはり多少はこたえるものがあります。

昨日は朝7時すぎに、ドッキにあるガラー広場の警察検問所で爆弾が爆発し、警官二人、市民一人が負傷しました。

ドッキというのは、行政的にはギザ県に属するのですが、一般的にはこのあたりは広い意味でのカイロと呼び習わしています。その意味では、ドッキはカイロの中心部。

私が住んでいるのは、ナイル川の中州で、ドッキはナイル川を渡った西側の地区にあたります。

死者がでなかったのが幸いで、容疑者も直ちに一人だけ逮捕されました。

爆発現場から逃走するのを見たタクシーの運転手が追跡して、捕まえたそうです。

この容疑者は、ヤーセル・ムハンマド・アフマドという名前の同胞団員で、1987年生まれ・・・ということなので、現在27歳くらいでしょうか。

ベニスウィーフ出身で、ベニスウィーフのムスリム同胞団に所属、工学の学位を持ち、同胞団から大統領選挙前に国民を混乱に陥れるようなテロ事件を起こすよう請け負っていた、とのこと。

ドッキの事件の他に、カイロ大学前の爆弾爆破事件、ギザの学生センターでの爆弾事件、ケルダーサの爆弾事件、7月26日通り高架橋の爆弾事件も実行した、と認めているそうです。

これらの事件は、彼と仲間の3人、合計4人で実行していたそうで、彼らは1ヶ月半前から部屋をかりて共同生活を営んでおり、そこで爆弾を作ったり、そこを拠点にテロ事件を起こしたりしていたとのこと。

彼以外の3人は、ガラー広場の事件後、インバーバ方向へと逃走したそうです。

彼らは主に、カイロ大学、アインシャムス大学、アズハル大学エリアでテロを実行する任務を負っていたそうなのですが、ドッキの広場のど真ん中に爆弾を仕掛けられるということは、当然、私の住んでいる近辺にも仕掛けようと思えばできるだろうな・・・という想像くらいはできます。

時間の問題かなあ・・・。

モルシ大統領が失脚して1年近くが経とうとしている今も、同胞団員はデモやらテロやらを継続中で、特に大学での暴動は日常化しています。

昨日も、カイロ大学で同胞団学生と治安部隊が衝突、学生達は周囲の木に火を放ったりし、治安部隊が周囲の道路を封鎖、催涙ガスを用いて事態を収束させました。カイロ大学は娘の好きなギザ動物園の目の前にあるため、もう長いことギザ動物園には近づくことすら困難です。

アズハル大学でも、同胞団学生が新聞配達の車両に放火、治安部隊は仕掛けられていた爆弾を爆発前に発見して処理。

マンスーラ大学では、同胞団員学生が火炎瓶やナイフ、棒などを持って他の学生達と衝突、14人が負傷しています。

デモもテロもあまりにも日常化しすぎて、テレビや新聞でも「今日の大学暴動」「今日のテロ」といった取り上げられ方をしているのが実にシュールです・・・。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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