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バハレイヤでテロ攻撃

昨日7月19日、在エジプト日本人にはバハレイヤや白砂漠として知られているファラーフラ・オアシスにある検問所が武装集団に攻撃され、22人もの軍人および警官が犠牲になりました。

エジプトでは検問所を含む治安施設がテロリストの標的にされて久しいのですが、一件の事件でこれだけ多くの治安関係者が亡くなったのは、昨年8月のラファハの事件以来初めてのことです。

ファラーフラは私も行ったことがあり、こちらにそのときのことを記してもいます。

白い奇岩があちこちにある摩訶不思議な世界で、私は火星に行ったことはありませんが、火星に来た!というような印象を受けました。他に類をみない、素敵な場所です。

エジプト人は休日といったら海に行くのが定番なので、決してこんな砂漠には遊びに行ったりしないのですが、在エジプト外国人には大人気の観光スポットです。

それだけに、ここでこんな凄惨な事件が起こったというのは、かなりショッキング・・・。

私個人としては、昨年の夏以降、治安が急速に悪化してから、エジプト国内を車で長時間移動するような場所に旅行することは避けてきました。ですから、白砂漠にもそれ以降行っていませんが、それ以降行っている友人らもいます。

これまでテロ集団が攻撃対象としてきたのは、シナイ半島、紅海沿いの県、カイロやギザなど、エジプトの北部、北東部、中部あたりで、白砂漠のような南西部のものすごい田舎が攻撃対象になったのは初めてのことです。

ですから、今回の犯人はまだ判明してはいないものの、いつもエジプトでテロを行っているアンサール・バイトゥルマクディスや、アグナード・マスルといった同胞団系テロ組織ではなく、リビアとエジプトの間の密輸を行っている犯罪集団ではないか、などという見方もあります。

まあ、同胞団やその系列のテロ組織も、リビアとエジプトの間の密輸を積極的に行っているので、その意味では犯人像に大きな違いはないのですが・・・。

エジプト大統領府は昨日の犠牲者のために、三日間の服喪を決定しました。彼らの国葬は、今日行われます。

このブログでも何度も書いていますが、エジプトには徴兵制もあり、そうした学生や若い軍人がシナイ半島などテロとの戦いの前線に送り込まれることも少なくありません。そして、私のような外人がどうにかここで暮らしていけているのは、彼らの命を張った任務のおかげに他なりません。

今回の犠牲者の中にも、1989年生まれで子どもが1人いる軍人、1986年生まれで子どもが2人いる軍人が含まれていました。

心よりご冥福をお祈りします。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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