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Ume

エジプトに現地の友人がいることもあり、この国の情勢を気に掛けています。一連のエントリを拝読しました。大変貴重な情報をありがとうございます。皆様がご無事に安心して暮らせることを願っています。

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06:28

飯山陽

ありがとうございます。読めば読むほど不安になるようなことしか書かないので、申し訳なくも思っています。。。

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国外退去、期限すぎる

革命的懲罰運動なる組織が、外国人に対し、エジプトから退去しないと攻撃すると警告していた期限である2月11日が過ぎました。

今のところ、外国人に対して攻撃があったという情報は入っていません。

ところで、外国人という概念について再考してみたのですが、彼らにとっての外国人とはつまりエジプト人以外の人という意味であり、パレスチナ人もシリア人もリビア人も湾岸人も、すべて外国人です。外見上、エジプト人と大して区別はつきません。

また、革命的懲罰委員会が仕掛けたと公言している爆弾では、エジプト人の普通の市民も多く負傷しています。

ということは、彼らの「外国人を攻撃するぞ」という警告は、これからはエジプト人であろうと外国人であろうと、老若男女かまわず攻撃するぞ、という意味にすぎないのかもしれません。

何が言いたいかというと、外国権益を代表するものや、外国人が多くいそうな場所さえ避ければ安全とかいうと、そういう問題ではないですよ、ということです。

公共の乗り合いバスや地下鉄、鉄道は相変わらずしょっちゅう攻撃対象にされていますし、警察署付近で発生した爆発の被害にあった市民もたくさんいます。

とりあえず、二日前から発生した主たるテロ事件を列挙しておきます。

・ 10日、シナイ半島のシェイフズウェイドで銃撃戦、軍人一人が負傷
・ 10日、アレクサンドリアの治安部隊拠点前で爆発
・ 10日、アレクサンドリアの教育省事務所前で爆弾が爆発、3人負傷
・ 10日、アレクサンドリアのモンタザの警察署前で爆発、6人負傷
・ 11日、アレクサンドリアの書店前にしかけられていた爆弾を発見、解体処理
・ 11日、アスワンで爆弾を仕掛けようとしていた男を逮捕
・ 11日、鉄道のタンタ、ザカーズィーク線で、仕掛け爆弾2発が爆発、負傷者なし
・ 11日、シャルキーヤの警察署が襲撃され警官一人が負傷
・ 12日、ブハイラの送電塔に仕掛けられていた爆弾3発を発見、解体処理
・ 12日、ギザのファイサルにある電信会社イッティサラートに覆面をした男が発砲し、火炎瓶を投げつけ、治安部隊によって殺された
・ 12日、アスワンの警察署で爆弾を仕掛けていた男が誤爆で死亡、仲間を逮捕
・ 12日、カリユービーヤの警察署に仕掛けられていた爆弾を発見し、爆破して処理

革命的懲罰運動の活動ですが、10日には、カリユービーヤの警察署と裁判所で3発の爆弾を爆発させたこと、シャルキーヤの警察署を実弾で攻撃し警官を負傷させたこと、ファイユームのチェックポイントを武装攻撃したことに対する声明を出しています。また11日には、ディムヤートの警察クラブを銃撃し窓ガラスを割ったとする犯行声明を出しています。

ギザのファイサル通りにある携帯会社モビニールの店舗に放火したのも、一説によると彼らのようです。

一方、例のビデオクリップで革命的懲罰運動とコラボしていた民衆抵抗運動なる組織も10日、ギザのハラム通りに止めてあった警察のバイクに放火したこと、ギザで警察車両を攻撃したこと、ワッラークのリングロードを一時封鎖したこと、シナイの国際道路を一時封鎖したことに対する、犯行声明を出しています。こちらの組織の活動は、こじんまりしている(?)印象ですね。。。

また、スエズでは革命スパークなる新たな団体が、「革命懲罰作戦」として、11日に警察を攻撃したという犯行声明を出しています。

B9klIVrCUAAuFtt.jpg

革命的懲罰運動はしばしば「革命的懲罰諸運動」と称されており、カリユービーヤの革命懲罰運動、シャルキーヤの革命懲罰運動、ギザの革命懲罰運動、といった地方組織が存在している他、彼ら同様、クーデターにより革命をなきものにした現政権とそれを支持する国民および外国人を成敗することを意図して、破壊活動やテロ行為を行う組織は、複数存在すると考えたようがよさそうです。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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