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カイロ爆弾マップ

昨日から今日にかけて、尋常でないくらいカイロで爆弾が爆発しているので、ついにこんなものを作ってしまいました。。。

名付けて、「カイロ爆弾マップ」。

カイロ爆弾マップ

私がエジプトテロ記録をつけ始めたのが2月3日(それまでずっと、イスラム国の邦人事件が忙しすぎて、エジプトに目を向ける余裕がなかった。。。)なので、今日でちょうど1ヶ月です。

このマップは、中心の赤い星の部分がザマレクにあるうちの支局で、その周辺でこの1ヶ月間に発生した主な爆弾爆発現場を爆弾マークで記してあります。

なかにはカイロ空港のように、爆発する前に発見されて解体処理されたものも含まれますが、重要なのは、それらは爆発する可能性があった爆弾である、という点です。

また、音だけの爆弾や、偽爆弾は、ここに含まれていません。それらは直接的には、人を殺傷しないからです。

こうして眺めると、つくづく。。。とことんヤバいところですね、カイロは。。。

日本では、イジメやDV、ストーカーなどで人命が失われる事件が発生すると、周りの人が、「もっと前にサインに気づいてあげられたら。。。」という反省や、「なぜ警察は事前に手を打てなかったんだ?!」という批判が出たりしますが、今のカイロはまさにそういう状況じゃないですかねえ?

みんな結局、誰か死んだりしないと、アクションをおこさないっていう。。。

その最初の一人は私かもしれないので、みなさん、私が死んだら、「あの人は毎日せっせと爆弾記録つけてたのにねえ。。。」と、可哀想がってあげてください。。。

爆弾の被害にあうと、脚だけ吹き飛ばされる人が少なくないので、脚がなくなるくらいなら、いっそ一思いに死んでしまいたい。。。とか、あれこれオプションについて考えたりしている自分に気づくと、恐ろしくなります。。。

あー、ほんと嫌だ。

昨日の裁判所前の爆弾では、結局二人がなくなりましたが、爆発の瞬間の映像がこれです。



少し前をお母さんと一緒に歩いている子ども、爆発がこれより少し早かったら、死んでいたかもしれません。

日常の様子が爆弾で一変する、その恐ろしさをこの映像は示しています。

自分がもしこの時、ここにいたら。。。と少し想像力を働かせてみれば、事態の深刻さが身にしみるのではないでしょうか?

以下には、この3日間に発生した主なテロ事件をあげておきます。

・ 1日、カイロ大学キャンパスで同胞団員と治安部隊が衝突、治安部隊メンバー2人が負傷
・ 1日、アスワンの警察署前で爆弾が爆発、1人死亡、4人負傷
・ 1日、シナイ半島の作戦でアンサール・バイトゥルマクディスのメンバー14人を殺害
・ 2日、アスワンのコルニッシュ通りで爆弾が爆発、1人死亡、11人負傷
・ 2日、ギザのシッタオクトーブルの警察署前で爆弾が発見、解体処理
・ 2日、ファイユームの治安部隊本部前に停車してあった車にテロリストが発砲
・ 2日、カイロのダウンタウンの高等裁判所前で爆弾が爆発、2人死亡、9人負傷
・ 2日、カイロのダウンタウンの高等裁判所付近で、もう一発の爆弾が発見、解体処理
・ 2日、シナイ半島のシェイフズウェイドでテロ実行未遂の男を逮捕
・ 2日、カイロのヘリオポリスの警察署前で爆弾が爆発
・ 2日、カイロのタガンムウハーミスのガス会社前で爆弾が爆発
・ 2日、カイロのダウンタウンモールで爆弾発見、不発処理
・ 3日、カイロのマアーディーの警察署前で車の下に仕掛けられていた爆弾が爆発し、車3台が大破→この後、マアーディーのアメリカンスクールCAC前に不審な車が停車しているのが発見され、爆発物処理班が調査、爆発物はなかったとのこと
・ 3日、カイロの7月26日通りの高架橋に何者かが放火
・ 3日、カイロのマンシヤトゥッナーセルのゴミの中から爆弾が発見され、解体処理
・ 3日、カイロのハダーイクルウッバで音だけの爆弾が爆発
・ 3日、カイロのマタリーヤで2発の強力な仕掛け爆弾が爆発し、ボーダフォンのショップと車10台が大破、爆弾は10キロの爆薬を用いていた
・ 3日、シナイ半島アリーシュで爆弾が爆発、1人負傷

マアーディーの警察署の爆発と、CAC前の不審車の件は、気がかりですね。。。

あと、ダウンタウンモールというのは、ダウンタウンではなく、タガンムウ・ハーミスのフェスティバル・シティ(IKEAやキッザニアがあるところ)のそばにある、ちいさくて小洒落た感じのモールです。

私も行ったことあります。

これまで狙われてきたどローカルなモールとは異なり、ここには外国人がいても不思議ではありません。

一方、革命的懲罰運動に関しては、昨日の裁判所前の爆弾の犯行声明を出して以降、特に動きはありません。

裁判所前には二箇所に監視カメラが設置されており、そこには不審な男が車の下に爆弾をしかけ、その数分後に爆発する様子が映っているので、内務省の報道官は「数時間以内に犯人を逮捕する」と昨夜の時点で言っていたのですが、今の所逮捕されたというニュースは入っていません。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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