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アラブ連合軍の行末

イエメンへのスンナ派連合軍による武力介入は、現在も続けられています。

ここで標的となっているのはシーア派のフーシー族ですが、イエメンの混乱はこのスンナ派連合軍vsフーシー軍という構図のみにとどまりません。

フーシー族はイエメンの首都サヌアの一部を占領しているほか、南部の中心都市アデンにも攻め込んでいますが、アデンのすぐ北にはなんとイスラム国の支配地域があり、イスラム国戦闘員がフーシー族をつかまえては首を切って、これでもかーっとばかりに存在をアピールしています。

アラブのニュースチャンネルは、フーシー族との戦いについてのみ報じ、その他めんどくさい要素についてはまるで存在しないかのように一切報じていませんが、まあ、これは当たり前といえば当たり前のことです。

スンナ派連合軍に関しては、先日シャルムで開催されたアラブ・サミットで(スンナ派)アラブ連合軍の設立が宣言されましたが、シリアの反体制派はこれを支持し、「イエメン介入の勢いで、アサドもやっちまってっ!!」と懇願。

このアラブ諸国の有志による連合軍とやらが今後どの程度機能するのか不明ですが、イエメンに次いでシリアやイラク、リビアなどのイスラム国掃討作戦に本気で乗り出すのかどうかは、中東の未来を考える上でひとつのポイントにはなります。

シシ大統領が設立宣言したことに象徴されるように、中心はエジプト軍になるんでしょうから、そのあたりからしていきなり不安にならなくもないんですけどね。。。

さてさて、3月最後のテロまとめです。

・ 26日、アスユートのチェックポイントをテロリストが銃で襲撃
・ 26日、シェイフズウェイドの水タンクをテロリストが爆破
・ 26日、ファイユームで警察をねらった攻撃を未然に防ぐ
・ 27日、カイロのナセルシティの車市場で3発の爆弾を発見、処理
・ 27日、シャルキーヤで同胞団員と治安部隊が衝突、警官と軍人を攻撃した同胞団員5人を逮捕
・ 27日、同胞団員41人を逮捕
・ 27日、カイロのマタリーヤで同胞団員と治安部隊が衝突
・ 27日、タンターとマンスーラの間の線路に同胞団員が放火
・ 27日、アリーシュで武装勢力がゴミ収集車2台を強奪
・ 28日、マヌーフィーヤの検問所が銃で襲撃され、警官1人死亡、1人負傷
・ 28日、カリユービーヤで覆面テロリストが元検事に火炎瓶を投げつける
・ 28日、シナイ半島の作戦でテロリスト3人が死亡
・ 28日、カイロ大学前で爆弾が爆発、8人負傷、アグナード・マスルが犯行声明
・ 28日、ラファハのテロリストの自宅から1トンのTNTを押収
・ 29日、カイロ大学構内で爆弾発見、処理
・ 29日、カイロのナセルシティのムスタファ・ナハース通りで爆弾が爆発
・ 29日、イスラム国に参加しようとしていたテロリスト8人を逮捕
・ 29日、爆弾を所有していた同胞団員19人を逮捕
・ 29日、シナイ北部で爆弾を仕掛けようとしていたテロリストを逮捕
・ 29日、シナイ北部で爆発
・ 29日、ミニヤーの学校内で爆弾発見、処理
・ 29日、ラファハの作戦でテロリスト6人死亡
・ 29日、シャルキーヤで爆弾を製造していた人物を逮捕
・ 30日、ファイユームの電気施設を守っていた警官がテロリストの攻撃で死亡
・ 30日、アスユートのウマル・マクラム・モスクの後ろで爆発
・ 30日、アレクサンドリアで爆弾の処理中に爆発、2人負傷
・ 30日、鉄道のインバーバ駅でテロリストが電車にむかって発砲、乗客が負傷
・ 30日、シャルキーヤの隠れ家から爆弾50発を押収
・ 30日、シナイ半島の作戦でテロリスト3人が死亡
・ 31日、シャルキーヤの学校で不審物発見、処理
・ 31日、シナイの軍をねらって爆弾をしかけていたテロリストたちが誤爆で負傷

学校やら大学やらで爆弾が発見されたり、爆発したりしているのは、相変わらずいやーな感じです。

今日は学校で爆発あるかな〜とか考えて登校するなんて、どう考えても異常。

カイロではナセルシティでの爆発が目立ちます。

一方、革命的懲罰運動は、30日にカリユービーヤとアレクサンドリアの警察を攻撃し、警官を複数負傷せしめた、と声明を出しています。いつものように、「次の攻撃はより強力なものとなる」という一文を添えて。

最近カイロであう日本人に、「いやあ、ブログ読んでますよー。しかしよくあれだけ情報が集まりますね〜」なんて言われることが多いのですが、情報は勝手に集まってくるわけではありません。こっちから集めにいってるだけです。

エジプトのニュースのほとんどはアラビア語で発信されますから、外国人の場合は主体的に何がおこったのかこっちから知りにいかないと、昨日今日何がおこったのか全く知らないまま過ぎていく、という世界です。

まあ、何も知らない方が、心穏やかに暮らせるんじゃないか、って説もありますけどね。。。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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