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ザマレクで爆発、警官死亡

今日午前11時過ぎ、ザマレクの上を通る5月15日(ハムスタシャル・メイ)橋で爆弾が爆発し、警官1人が死亡、そばに停車していた車に乗っていた運転手とその妻の2人が負傷しました。

ザマレクにある支局にいた私達も爆発音を聞き、「これは近い。。。」と皆が同じく思ったのか、皆で顔を見合わせました。

少し経って判明した結果がこれです。

まず爆発の場所ですが、以下です。

ばしょ

モハンディシーンの方向からザマレクに入る橋の上の右側にある、交通警察の監視所が爆発現場です。

カイロ在住者なら必ず知っているし、必ず通ったことのある場所だと思います。

私も、ここはしょっちゅう通過します。

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この人だかりの右側に、ザマレクにおりる階段と坂があります。

この手前の監視所で爆発がおこりました。

CB0uDVaUoAAOZiv.jpg

監視所の前で車が停まり、警官に道を尋ね、警官がベンチに戻った直後に爆発がおこったようです。

爆発後まもなくの映像が以下です。



この後、警察の偉い人や、爆発物処理班がやってきます。

IMG_6900.jpg

爆弾はもう一発発見され、処理されました。

現場を写した監視カメラ映像には、犯人が監視所の鉄のベンチの下に爆弾を仕掛ける様子が映っているそうで、警察はこの男の行方を追っています。

س ج4512というナンバーの車に乗って逃走したという証言もあります。

なお、爆発直後の目撃者証言も多くあるのですが、こちらはそのひとつです。



恐怖の惨状です。。。

かなりおどろおどろしいので日本語には訳しませんが、爆発を直撃するとこうなる。。。という様子がよくわかります。

在エジプトの日本人はみな知っているように、ザマレクというのは日本人を含む外国人が多く住み、また各国大使館が多く存在する地区で、警察署やチェックポイントもそれだけ多くあり、警官の詰所のようなものはいたるところにあります。

もともと、治安を維持するためにそれだけ警官が多く配備されているわけですが、警官がテロリストの主なターゲットであるということは、警官が多いほど狙われるリスクも高いと言えます。

これまでザマレクはエジプトで唯一治安が保たれているところ、テロリスト最後の聖域というポジションをどうにか保ってきたのですが、3月4日にやはり警察署前で銃撃があり、そろそろ爆弾くるだろうな。。。と思っていたところへ今日の爆弾です。

爆弾をしかけたらしい車は、この現場のすぐ右からザマレクにおりて、ザマレクの目抜き通りである7月26日通りの人混みに爆弾を仕掛けることだってきっとできたはずで、そう遠くない時期にそのとおりのことをやってくるんじゃないかな。。。なんて思います。

7月26日通りを避けて生活することは、さすがの私もできません。。。

ここに行かないと、野菜や魚や肉といった食料品を買えないんですよ。。。

それにそもそもザマレクで暮らす以上、警官のいる場所を全て避けるわけにもいきません。うちも、家を出たら右前に警官の詰所があり、少し行くと警察署もあります。左に行っても詰所です。

自宅周辺は警察だらけで安全かと思いきや、真逆です。。。

あーあ。。。

インパクト的には今日のザマレク爆弾を超えるものはありませんが、この1週間も順調にテロが発生していますので、一応記録しておきます。

3月
・ 31日、ベンハー大学の女子学生寮で爆弾が爆発
・ 31日、シェイフズウェイドでテロリストが民間人を誘拐

4月
・ 1日、ファイユームで高圧電塔に爆弾が仕掛けられているのが発見され処理
・ 1日、アブーカビールとファークースの間にある電気施設が爆破される
・ 1日、ファイユームで警官がモスクから出てきたところを銃撃されて死亡
・ 1日、ファイユームの電気塔で爆弾2発爆発、ほかに3発発見して処理
・ 1日、ベニスウィーフでテロリストが鉄道を襲撃、3人負傷
・ 1日、ギザのアイヤート地区で3人のテロリストがスクールバスにむけて発砲したあと、乗車していた実業家の息子の少年を誘拐
・ 1日、シャルキーヤの民家の中に仕掛けられた爆弾が爆発、3人が死亡
・ 1日、シャルキーヤで電気塔が爆破され、倒壊
・ 2日、ギザの検問所が襲撃され警官1人が死亡
・ 2日、シナイ半島の民家に迫撃砲が打ち込まれて3人負傷
・ 2日、シナイ半島のチェックポイント3箇所をテロリストがRPGや攻撃、9人死亡、負傷者20人、うち2人は子供
・ 2日、ブハイラで仕掛けられていた爆弾2発を発見して処理、うち1発には2キロの爆発物が用いられていた
・ 2日、シナイ半島でテロリスト15人を殺害
・ 2日、シェイフズウェイドの作戦でテロリスト35人が死亡
・ 2日、マヌーフィーヤで殺人の容疑者と警察が銃撃戦となり容疑者死亡
・ 3日、ファイユームのサヌーリス警察署をテロリストが襲撃、警官1人が死亡
・ 3日、同胞団員44人を逮捕
・ 3日、カイロのマタリーヤで同胞団員と治安部隊が衝突
・ 3日、「イスラム国・シナイ県」がシナイ半島での攻撃を認める声明を発表
・ 3日、マヌーフィーヤでテロリストが犯行の目撃者を銃で襲撃
・ 3日、イスマイリーヤで地雷が爆発し、軍人1人と警官2人が負傷
・ 3日、カイロのラムセス駅で火災発生
・ 3日、アリーシュの作戦でテロリスト15人を殺害
・ 3日、ファイユームでガソリンを運んでいた車両にテロリストが放火
・ 4日、ギザのアフマド・オラービー学校前で爆弾が爆発
・ 4日、シャルキーヤで爆弾が爆発、さらに爆弾を仕掛けていたテロリストらが検察職員を殺害
・ 4日、ギザのインバーバの警察署前で爆弾が2発爆発
・ 4日、ファイユームの教員クラブで、孤児の日を祝う祝典中に爆弾が爆発
・ 5日、シナイ半島の作戦でテロリスト35人が死亡
・ 5日、ギザで爆弾を製造していた男と治安部隊が銃撃戦となり、男が死亡
・ 5日、ザマレクの5月15日橋の上の警察監視所で爆弾が爆発、警官1人が死亡、民間人2人が負傷
・ 5日、ギザのファイサルで銃撃戦、アグナード・マスルのリーダーであるハマーム・ムハンマドを殺害

なんかしれーっとアグナード・マスルのリーダーが死んだりしているのですが、もはやどうでもいいように思います。

リーダーが死んでも大勢に影響はない、というのが中東のテロ組織の大きな特徴のひとつですしね。。。

なにはともあれエジプト在住のみなさん、お互いに本当に気をつけましょうね。。。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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