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ショットガン乱射の恐怖

日本では知られていないと思いますが、エジプトではいまだに毎日、全国のどこかでムスリム同胞団員が「反体制デモ」という名の暴動や襲撃を行っています。

ここ数日同胞団員が特に大暴れしているのが。ディムヤート(ダミエッタ)。

死者も出るほどの事態に陥っています。

同胞団員がこうした暴動でよく用いているのが、ショットガンです。

いろいろなタイプがあるのですが、たとえばこんなもの。

1372737626x3896d.jpg

カラフルなものがショットガンにつめる弾薬で、ショットシェルと呼ばれます。

この中に、いろいろな大きさの鉛やスチールなどの弾を入れます。

714419634.jpg

小さい弾はバードショットと呼ばれるように鳥を撃つのに用いられ、少し大きめのバックショットとよばれるものは、鹿などを狩るのに用いられるそうです。

もちろん、同胞団員は鳥や鹿を狩るためにショットガンを乱射しているわけではなく、人を攻撃するのに用いています。

同胞団員が5日にディムヤートでおこしたショットガン乱射事件は、住民に21人もの負傷者を出していますが、その様子を監視カメラがとらえていたものが公開されています。



商店街をチンピラの一団(同胞団員)が通り過ぎ、最後に数名の男(同胞団員)が後ろを振り向きながらショットガンを乱射する様子が映されています。

繰り返しますが、おもちゃの銃ではありません。

鳥や鹿を殺すことができ、人間の皮膚も貫通する威力のある、れっきとした銃器です。

「また同胞団のデモだよ。。。」なんて見ていた商店街の人々らが、これで攻撃されて21人負傷したわけです。

そして6日には、警官が1人死亡してもいます。

非常に恐ろしい。。。

エジプトでは普通の拳銃からライフル、マシンガン、迫撃砲、ロケット弾等々、あらゆる武器があちこちに拡散していますし、拳銃も買いたければ普通に買えるという国なのですが、ショットガンはこれらよりさらに入手しやすく、デモという名の暴動にくりだす同胞団員はかなりの高い率でこれを持っています。

私はよく、「同胞団のデモには近づいてはいけない」と書いていますが、その理由は彼らがこうしたショットガンや、時には実弾を乱射することがよくあるからです。

上の映像でよくよくわかるように、同胞団員が狙っているのは治安部隊(警察)でも軍隊でもなく、商店街にいるふつーの住民ですからね。。。

繰り返しますが、同胞団員の攻撃対象は治安部隊や軍だけではなく、現政権を支持しているとされる「エジプト国民全員」です。

爆弾テロのターゲットが無差別なのも、それが理由です。

まあ同じことを何度も書いていますが。。。しつこくてもそれがエジプトの現状なので、仕方ありません。

ここ数日のテロ、いきます。

・ 5日、ディムヤートで同胞団員がショットガンを乱射、22人負傷
・ 6日、カイロの地下鉄ハルファーウィー駅で爆発
・ 6日、ギザのハラム通りで爆発
・ 6日、ディムヤートで同胞団員と治安部隊が衝突、警官1人が死亡、1人負傷、同胞団員16人を逮捕、うち13人は女
・ 6日、カリユービーヤの軍基地の外で爆弾発見、処理
・ 6日、ルクソールで仕掛け爆弾が爆発
・ 6日、ディムヤートで同胞団員が放火
・ 7日、ファイユームで高圧電気塔が爆破
・ 7日、シェイフズウェイドで装甲車に爆弾を仕掛けようとしていた男を逮捕
・ 7日、ラファハの治安部隊が攻撃され、軍人2人が死亡

数としてはそうありませんが、今日も朝からラファハで攻撃があり、軍人2人が亡くなっています。

関係ありませんが、6日には地下鉄のアフマド・オラービー駅で「不審物がある」と騒ぎになり、調べてみたらキャベツだった。。。というちょっとトホホな事件がありました。

キャベツのことを、エジプトではコロンボって言います。

私はいつも路上の不法販売(汗)の野菜を買っているのですが、そこの子供達、私を見るといつも「コロンボー!!」って言うんですよね。。。

エジプトに来たばかりのころ、その路上販売のおばちゃんに「コロンボない?」って私がよく聞いていたのが印象深かったらしく。。。

でもコロンボって聞いても刑事コロンボくらいしか思い浮かばない私としては、自分がコロンボって呼ばれるのが非常に不満なのですが。。。笑。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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