--

--

コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/tb.php/39-b77a75eb

12

04

コメント

マクディシーの離反とシリア人難民

ついにあの、マクディシーが離反しました!



昨日から急に携帯電話が普通になり、公の場から姿を消したジハード・マクディシーجهاد المقدسي。離反がささやかれ始め、今日になって弟が離反の事実を認めました。「愛する祖国であまりにも多くの被害者が出ていることに耐えられなくなって」、とのことです。

何を今更・・・という感じですが。マクディシー自身の声明も、近く発表されるそうです。

シリア軍筋によると、シリア軍はマッザにあるマクディシーの自宅を(早速)焼き払い、外交筋によると、マクディシーはベイルート経由でロンドンに逃亡した、とのこと。

マクディシー自身もクッルナーシュラカーのサイトで、家族とともに既に安全な場所にいる、と述べています。

外務省の報道官として「シリアは大丈夫!!」と外国メディアに向かって言い続けてきたくせに、彼の家族は数ヶ月前に既にシリアから脱出していた、とのこと。

マクディシーくらいの大物だと、離反するにもいろいろ手助けしてくれる人もいるでしょうし、逃亡先でも便宜を図ってもらえたりするのでしょうが、もっと下っ端の役人はそうはいかないと思います。

というか、そもそも、政府派でも反政府派でもなく、ただ安全に暮らしたいだけなのに貧しくて家を離れられないシリアの一般国民がまだまだたくさんいます。

エジプトにも内戦を逃れて国から脱出してきたシリア人がたくさんいます。お金持ちのシリア人はカイロでも高級なマンションに住んで物質的に豊かな生活を送っていますが、貧乏でとるものもとりあえず逃げて来たシリア人はすごく大変です。大人数で賃貸住宅を借りて共同生活をしたり、仕事をしたくても仕事がないので、自分たちでレストランを開いたり・・・などなど。

うちの娘の友人にも、シリアから逃げて来たシリア人の子がいます。

さるま

お母さんはパレスチナ人で、もともとはお母さんのご両親がパレスチナからシリアに逃げて来たとのこと。占領や戦火を逃れて国から国へと移動せざるをえない人生・・・こういう人生を送っている人は、日本には(おそらく)全くいません。ひたすらに想像力を働かせ、もし自分がその立場だったならと考え、ただただ戦争が憎いな、と思うばかりです。

アサドが悪で反アサドが正義とか、全然そういう問題ではないのです。

早くシリアの戦争が終わって、彼女らが国に帰れる日がやってきますように・・・。
スポンサーサイト
管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/tb.php/39-b77a75eb

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
海外情報
266位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
中東
7位
アクセスランキングを見る>>

ブログランキング

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Designed by

Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。