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しまなみ

後半、刀を人形にみたてたコゼットや、モモの完璧な人形を思いました。シリア製?のウワサがあるフッラ画像見たかったんですよ。
ありがとうございます。
今は、幼稚園児ももうリカちゃんじゃないよ、と、遊ばない子もいるらしい。うちは、息子がメルちゃんをかわいがってます。

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最新版フッラ人形

フッラfullaというのは、イスラム諸国で多く売られているイスラム版バービーのような着せ替え人形です。

フッラちゃんはイスラム教徒の女の子のロールモデルとして、バービーに対抗して開発された人形であり、「愛情と思いやりがあり、両親を尊敬していて、友達にも親切。正直で嘘はつかず、読書好き。もちろんお祈り大好き。そしてファッションも大好き」とキャラ付けされています。

2003年から店頭に並び、2006年にヒットして話題になりましたが、私がエジプトに来てから(娘につきあって)しばしばおもちゃ屋さんをチェックしてもなかなか出会うことがありませんでした。

ところが先日、久々にフッラちゃんがたくさん売られているのを見ました。このおもちゃ屋は時々チェックする店なので、最近入荷したのだと思います。

フッラちゃんは、「正しいムスリム少女」なので、外出する時はこんな格好をします。

こちら、アバーヤ・バージョン。

DSC_0416.jpg

いますねー、このようなスタイルの女性。特に湾岸の女性。アバーヤというのはこの長袖長スカートのワンピースのような着衣のことです。モロッコなんかではもっぱら、ジルバーブ(ジュッラーバ)と呼ばれています。

こちらは、ヒジャーブ・バージョン。

DSC_0418.jpg

ヒジャーブというのは顔を出して頭部と首を覆うスカーフのことですが、エジプトでは、こっちのスタイルの女性の方が多いです。

でもファッション大好きなフッラちゃんは、家の中ではこんな格好もします。

DSC_0415.jpg

足も出しているし、髪型もアレンジして楽しんでいます。

フッラちゃんにはヤスミーンとナダーという、女友達もいます。

DSC_0414.jpg

かなり前衛的(?)な髪型です。

私としては、久々にフッラちゃんを見られてちょっと喜んでいたのですが、フッラちゃんというのはしばしば日本の研究者にも言及される存在で、そうした「フッラ現象分析」には疑問を感じるところが少なくありません。

例えばある研究者は、フッラちゃんを「本来イスラムとは全く異なるルールで動くグローバル化の時代に、なんとかしてイスラムをはめ込もうとする試み」の象徴としています。そして、「今のエジプトの子供達は、バービー人形ではなくフッラ人形を選ぶ」とか、「エジプトの子供たちはバービー文化を拒絶した。子供達の感覚で言えば、おそらくバービーはとてもすてきな女の子とは思えなかったということだろう」、などと書いています。

この分析の奇妙な点は、エジプト社会においてフッラがバービーを完全に凌駕しているということが前提になっている、というところです。フッラちゃんは前述のようにこのところ全く見かけませんでしたが、バービーはどのおもちゃ屋さんでも常にたくさん売られています。この現状を前に、「エジプトの子供達はバービーではなくフッラを選んだ」とか言われても、説得力ゼロです。

もちろん、フッラのような子になって欲しいと親が子にフッラを買い与える、という消費行動は見られるでしょうが、バービーに憧れる子に親がバービーを買い与えるという消費行動も同時に見られる、というのが現状です(後者は実際に、よくこの目で見ます)。それを、前者を強調したいあまり、前者だけがエジプトの現状であると「専門家」が断言する、この現象が私は嫌いです。この専門家の著述するエジプトの現状は、この人の脳内世界にのみ存在する現状です。

何よりエジプトには、フッラもバービーも買ってもらうことの出来ない子供が、フッラやバービーを選択することのできる子供の何十倍も何百倍もいるという事実は、こうした分析において全く考慮されていません。自分の主張を裏付ける都合のよい現実だけを証拠として提示する、こうしたやり方は、文系研究者の禁じ手なはずです・・・等々。

私は、おかしいと思った論にはいくらでも、際限なく反論してしまいたくなる、という悪い癖をもっています。だから嫌われるんですねー(とほほ)。

ついでにバービーちゃんの写真ものせておきます。

DSC_0411.jpg

いやー、実に派手ですね〜(笑)。

いいと思います。はい。
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しまなみ

後半、刀を人形にみたてたコゼットや、モモの完璧な人形を思いました。シリア製?のウワサがあるフッラ画像見たかったんですよ。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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