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哀しみのトンブクトゥ

トンブクトゥと言えばアフマド・バーバーأحمد بابا التمبكتي、アフマド・バーバーといえばトンブクトゥです。

・・・といっても、誰も賛同してくれる人はいないと思いますが、少なくとも私の中では完全にそういうことになっています。去年から長らく、トンブクトゥのあるアザワド(マリ北部の三州の総称)地域は、アンサールッディーンなどのマグリブ・アルカイダ系組織によって支配されており、7月からはトンブクトゥにある聖者廟などをばんばん破壊し始めました。

部分的にその被害状況は映像などでも伝えられて来たのですが、その破壊の全容はいまいちよくわかりませんでした。

今年に入ってアザワドに仏軍が介入、1月28日にはトンブクトゥをアルカイダ系の支配から解放(?)したことにより、彼らがいかにもったいないことを行ってしまったかが明らかになってきました。

例えば、AFPの映像。



えーーーーーーーーーーーーーーーーっ?!

アフマド・バーバー・インスティチュートの写本、全滅じゃん?!

こっ、これは、本当に本当に、とんでもないことをしてくれたもんです。

聖者の廟を破壊することは、まあ、彼らの理解するイスラムと聖者崇拝が完全に矛盾するということを考慮すれば、理解はできます。でも、写本は全然関係ないじゃん?!

はぁ・・・私はここに行くことが、ひとつの夢だったのに・・・。

アフマド・バーバーはムハンマド・マギーリーمحمد بن عبد الكريم المغيليの伝記を書いたことでも知られる人で、私は卒論でマギーリーに関係するものを書き、その研究を別の形で修論に発展させ、そこからちょっと別の方向に進んで博士論文を書きました。つまり、マギーリーとアフマド・バーバーは、私が研究の道に進む上で、非常に重要な役割を果たした人物であり、トンブクトゥは行ったことがないくせに心の故郷のように思っていました。

はぁ・・・。

本当に哀しい・・・。
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プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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