--

--

コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

yuka

治安が心配です。カイロ周辺は外務省からは十分に注意と言っていますが、行くとしたら何をどのように注意すればいいでしょうか?

09

21

13:56

はじめまして 当方は卒業旅行にエジプトでもと検討していましたが、今回の情報を元に 計画を変更しました。

08

06

14:46

管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/tb.php/78-a0d201f9

03

17

コメント

エジプトの治安の現状

カイロ@エジプトに赴任して以来、何かカイロで事件が起こって日本で報道されるたびに、家族や友人が私たちの状況を心配して連絡をくれるようになりました。カイロ発のニュースは、「デモ隊と警官隊の衝突で○人死亡」とか、「暴動の発生で○人死亡」とか、とにかく物騒で人が亡くなる事件が多いので、こんなに頻繁に物騒なことが起こる場所に住んでいて大丈夫なのか?!と思われるのも、当然のことだと認識しています。

これまでは、カイロの治安状況について聞かれると、「暴力沙汰は市内の限定された場所で起こるだけなので、そういう場所にさえ近寄らなければ日常生活に支障はない」、と説明して来たのですが、このところ少し状況が変わって来ました。

結論からいえば、明らかにカイロの治安状況は悪化しています。

私の住んでいるザマレクという地区は、大使館が多く外国人も多数居住しているところで、おそらくカイロ市内で最も治安のよい地区です。にもかかわらず、このところこのザマレクですら、物騒事件が頻発しています。

まずは2月末。7月26日通りに位置するとあるカフェに、「我々はポートサイードを支持する」という主旨の幕がはられたことに怒り狂ったアハリー(ザマレクに本拠地のあるサッカーのクラブチーム)のファンたちالتراس اهلاويが、当該カフェを襲撃、その周辺の店もついでに襲撃し、発砲する、という事件が発生しました。これは、1年前にポートサイードで発生した、サッカー場での大暴動事件(70人以上死亡)に関係するものです。この時、周辺の店は全てシャッターを下ろし、たまたま外国からカイロに来ていた知り合いがこれに巻き込まれ、状況が理解できずに困って私に電話をしてきました。この知り合いは、別の店の中にいて無事でしたが、一歩間違ったら騒動に巻き込まれていたかもしれません。

そして次は3月9日。この日は上記事件の被告に対して判決が下された日なのですが、その判決に抗議する人々(アハリーのファンといわれている)がザマレクにあるサッカー協会本部と警察クラブに放火しました。自宅からも、煙が上がる様子が確認できました。

DSC_0132.jpg

消火用の水を積んだヘリコプターが飛んで来て・・・

DSC_0130_20130317181239.jpg

上空から水をかけました。

DSC_0136_20130317181240.jpg

当日は、完全に火がおさまるまで、ずーーーーーーっとこの消火ヘリが何往復もしていました。

更に、エジプトでは3月7日、警察官が「内務省の同胞団化」などに抗議して、全国規模のストライキに突入。もともとエジプトにはものすごい多数の警官がいて、彼らの重要任務のひとつは、とにかくあちこちの道に立って信号機のかわりに交通整理をし、道の治安を守る、というものなのですが、この人たちが一斉にいなくなってしまったのです。とはいっても例外はあって、ザマレクには一応いつものおまわりさんたちがいましたし、カイロの中枢部にも一応おまわりさんがいたのですが、この治安の空白地帯にあちこちで自称「自警団」が出没し、かえって治安が乱れてきました。

イスラム系の政党なんかは「イスラム自警団を作ればいい」とかいって、実際にイスラム自警団が出没した街もありました。カイロではごろつき系の若者が自警団を結成して、道路を勝手に封鎖し、通行したければ通行税を払えとかいって人々を脅す、という本末転倒した状況も生まれていました。

この警察ストライキは一応12日に終了したのですが、彼らの要求が実現されたわけではないので、いつまたこうした事態に陥るかもわかりません。

警察の同胞団(ムルシー大統領)に対する怒りがやっかいなのは、彼らは「自分たちが治安維持活動を行わないことで国が混乱すれば、それが全部ムルシーのせいになるだろう」と思い込んでいるところで、だからストライキをやってみたり、無頼の輩をわざと取り締まらずに放置しているという点です。ダウンタウンのセミラミス・ホテル付近で定期的にチンピラ(ストリートチルドレン)が大暴れしているのも、警察は知っていて見逃しているということを、カイロ市民はみんな知っています。

また先日、ザマレクに至る橋の上で渋滞に巻き込まれた際、数台前にいる隣同士の二台の車に乗った人たちが窓を開けて喧嘩を始めたのですが、ここまではこれまでもよく見られる光景だったものの、左の車に乗っている人が急に拳銃を取り出して右の車に乗っている人に銃口を向け、ものすごくびっくりしました。

エジプト人はとにかくよく喧嘩するのですが、たいがいは罵倒しあったり、殴り合ったりする程度ですむものの、こんな風に一方が拳銃を持っていた日にはたまりません。

恐ろしい・・・。

革命で有名になったタハリール広場でも相変わらず座り込みは続いており、たまに人が死亡する騒動が発生します。

サッカーファンを名乗る暴徒たち、自警団を名乗るならず者たち、銃を持つキレやすい一般市民たち・・・。うーん。エジプト・・・。

治安問題は命に関わることなので、心からどうにかしてくれ!と叫びたい気分です。とはいえ、私が警察改革を行えるわけではないので、せいぜい自衛策をうって、自分と子どもの安全確保につとめています。
スポンサーサイト

yuka

治安が心配です。カイロ周辺は外務省からは十分に注意と言っていますが、行くとしたら何をどのように注意すればいいでしょうか?

09

21

13:56

はじめまして 当方は卒業旅行にエジプトでもと検討していましたが、今回の情報を元に 計画を変更しました。

08

06

14:46

管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/tb.php/78-a0d201f9

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
海外情報
348位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
中東
6位
アクセスランキングを見る>>

ブログランキング

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Designed by

Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。