--

--

コメント

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/tb.php/96-212586a0

04

14

コメント

なぜ我々は民主主義を拒絶するのか?

今日のエルマスリ・エルヨウム紙المصري اليومに、「ピラミッドを破壊せよ!」と呼びかけて有名になったムルガーン師الشيخ مرجان سالم الجوهريのインタビュー記事が載っていました。

DSC05073.jpg

彼は、このところすっかりメディアの寵児(?)的存在になってしまい、無名だったころ取材してびびっていた自分がなにやら珍妙に思えてきてしまっている今日この頃です(笑)

以下インタビュー概要↓

Q 今の政治状況についてどう思いますか?
A 悲観している。ムルスィー大統領と同胞団のやっていることは荒唐無稽だし、世論の支持を得られていない。私は今支持するとするなら、一番は救国戦線で、次に自由主義者と世俗主義者であり、ムスリム同胞団はその下の位置づけだ(←面白い)。今やらねばならないことは、まずはコーランとスンナに矛盾する法律を排除すること、次に内務省改革を行い前政権の残党達を粛正すること、そしてメディアを改革すること、何よりもイスラムのシャリーアを適用することだ。

Q 今でも既にシャリーアは適用されている、と言う人がいますが?
A それは嘘つきだ。酒はまだ売られており、シャリーアではなく実定法が幅をきかせているのが現状だ。ムルスィーは大統領選挙のころからシャリーアの適用を公言してきたのに、未だに何も行っておらず、前政権と同様に、憲法と実定法の支配に甘んじている。ムルスィー大統領は、何をやってもからきしダメだ。シャリーアの問題を始め、シーア派の問題もまたしかり。シーア派はユダヤ人より悪く、危険であり、我々はアフガニスタンで彼らを殺してきた(←?!)。特に十二イマーム派は危険であり、彼らの宣教活動を禁じる必要がある。

Q なぜあなたは民主主義や政党を拒絶するのですか?
A 我々は神の法以外は全てを拒絶する。人間の作った法は一切受け入れられないし、その産物である民主主義もまた同様だ。民主主義はシャリーアを軽んじる無効な制度であり、それを奉じることは不信仰であるので、我々はそれを拒絶するまでのことだ。民主主義は主権を人間にあたえ、神の主権をないがしろにしている。またどんな法律をつくるかの自由を人間にあたえ、イスラムのシャリーアを無視している。どうしてこんなものが受け入れられようか?!我々は、シューラーを通して信者達の長(アミール・アルムウミニーン)を選出し、彼がシャリーアに従って統治するという体制を支持する。人々が正しい人物を信者達の長として選ばないならば、我々がシャリーアを適用する正しい人物を選出するまでのことだ。そして私が思うに、この座に最もふさわしい人物こそ、アイマン・アルザワーヒリー師だ(←出た!!)

Q あなた達の理解する所のシャリーアとは何であり、その適用とはいかなるものですか?
A アフガニスタンにおけるタリバンの試みが、シャリーア適用の成功例だ。それに我々には、正統カリフやウマイヤ朝の時代のよき先例があるではないか。ナスル・ファリード師やユースフ・アルカラダーウィー師も、アフガニスタンの試みはイスラムの試みであると述べている。またシャリーアの適用については、いったい誰がそれに反対するというのだ?シャリーア適用に反対するという事は、不信仰であるということであり、その者の首を切らなければならない。自由主義者であれ、世俗主義者であれ、同じことだ(←恐!)。我々にはシャリーア適用を行う能力があり、シャリーア適用宣言を行うことができる。そしてその反対者は、我々が直ちに殺す(←超恐!!!)

Q ムスリム同胞団についてどう考えますか?
A 彼らにはきちんとしたプログラムがない。イスラムと無光(ジャーヒリーヤ)を混ぜ合わせており、文民国家を志向している。これはれっきとした世俗主義であり、ジャーヒリーヤである。

Q イスラム政党についてはどう思いますか?
A 我々ジハード系サラフィー主義者を代表する政党や団体など存在しない。彼らはいわゆるジハード問題に感心のある者たちかもしれないが、民主主義的手段をとった時点で彼らは既に不信仰者である。我々はエジプトにいるが、あらゆる国が我々の所在地であり、我々は刑務所にいた30年前から結束してきた。
スポンサーサイト
管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://nouranoiitaihoudai.blog.fc2.com/tb.php/96-212586a0

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
海外情報
377位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
中東
6位
アクセスランキングを見る>>

ブログランキング

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

Designed by

Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。