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07

27

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エジプトで子どもの誘拐多発

エジプトでこのところ、子どもの誘拐が過去にないくらい多発しています。

(子どもに対する犯罪についてはこちらを参照)

これまでも誘拐はありましたが、このところの増加数は半端ないレベルに達しており、被害にあった人たちが中心となって子どもをもつ親たちに警戒を呼びかけています。

誘拐はありとあらゆる場所で発生しており、特に最近はショッピングモールで多発しているとのこと。

中でも、ショッピングモール内に併設されている子どもの遊戯施設内から連れ去られるケースが多く報告されています。

施設内だし、警備員もいるし・・・なんて安心していると、とんでもないことになりかねないので、モールやこうした施設を利用される方は十分お気をつけください。

また、買い物中にちょっと子どもから目を離したすきに連れ去られる、なんてケースもあるようです。

エジプト人は子ども好きで、子どもに優しい人が多いのですが、甘い言葉で子どもをつって誘拐する悪人もたくさんいるので、油断してはなりません。

誘拐された子どもは

1) 子どものいない夫婦などに売り飛ばされる
2) 物乞いをさせられる
3) 内臓を取りだされ売られる

などなど、いずれにしてもとんでもないことになる可能性が高いです。(過去の人身売買についてはこちら

フェイスブック上には誘拐された子どもの親が情報を求めたり・・・
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このストリートチルドレンは、絶対にどこかから誘拐されてきた子にちがいない、と疑って写真を撮って情報を募ったり・・・
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この少年は絶対このおばちゃんの実子じゃないはずだ!とか・・・
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様々な情報が時事刻々とあげられています。

「子どもの誘拐と戦う運動」というものもあり、そこでは、「自分の子どもが誘拐されたら、まず大声で『誘拐された!』と叫びましょう」など、注意だけではなく対策を呼びかけてもいます。
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お子さん連れでエジプト在留中の方々、本当に、十分にお気をつけください。

おとといクロアチア人誘拐事件について書いたばかりですが、気をつけるべきは自身の誘拐だけではありません。

・・・っていうか、自分の誘拐やら、子どもの誘拐やら、爆弾やら、銃撃戦やら、落ちてくるベランダやら室外機やら、倒れてくる木やら・・・いったい何にどれだけ注意しなきゃいけないのか、もうわかんなくなってきましたわ。

日本の生活ってどんな感じなのかな・・・?
こういうの、ほとんど気にしなくていいんだよなあ・・・

と遠くに想いを馳せる今日この頃です。

07

25

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カイロでクロアチア人誘拐

クロアチア外務省は昨日(7月24日)、7月22日朝フランス企業で働くクロアチア人が出社する途中、カイロ郊外で武装勢力によって誘拐されたと明らかにしました。

このクロアチア人はトーマス・ラスという31歳の石油エンジニアで、CGGというフランスの会社で働いていたそうです。

ギザのシッタオクトーブル(10月6日)地区を車で走行中、4人の武装した覆面男たちが車を停止させ、運転手に車から降りるよう要求、その後クロアチア人だけを連れ去ったとのこと。

武装した男達の乗っていたのは、白い軽トラックだったということです。

外国人を武装集団が誘拐するのは、エジプトでは久々なような気がします。

エジプトでは来月8月6日にスエズ運河プロジェクトの着工式が予定されており、エジプト政府を敵視する同胞団系武装組織やイスラム国などが、それを妨害するためにあれこれ手を打ってくる・・・つまり、テロ攻撃をしてくるだろうことは想像に難くありません。

このクロアチア人は現金で5000ドルほど持っていたようで、もし単なる強盗目的だったならばそのお金だけをとって逃走すればいいものを、クロアチア人を誘拐していったということは金目的の単なる強盗ではないんだな、ということがわかります。

「こいつの命を助けたかったら、スエズ運河プロジェクトを中止せよ」的な脅迫をしてこなければいいのですが・・・。

なんでもありのエジプトなので、そういった事態も起こり得ます。

しかしねえ・・・誘拐現場はシッタオクトーブルの端っこの方の砂漠地帯だったみたいですが、シッタオクトーブルって大学も企業もいっぱいある新興地区で、ちょっとした高級住宅地でもあるわけですよ。

そこを車で走っていたら、軽トラにいきなり車を止められて、銃で脅されて誘拐されるってねえ・・・。

怖いですね、ほんと。

このブログをお読みいただいている方はご承知のように、エジプトはもうテロの発生頻度がものすごく高いわけですよ。

あっちこっちに爆弾はあるし、あっちこっちで銃撃戦は発生するし、今回のケースのように誘拐もあるし。

4年間エジプトに住んでいて、まあ治安が安定しているなーという時もあるのですが、悪くなる時はぐーんと悪くなる、という波のようなものがありまして、2015年に入ってからは急速にぐーんと悪化して現在に至っています。

だから私はそれ以来、「どこにも行かない大作戦」(?)を展開中で、とにかく必要最小限しか移動しないことにしています。

行くのは自宅から道を隔てて反対側にある巨大なスポーツクラブと、週に一度の買い物(ザマレク内)のみ。基本はこれだけです。

私自身は今まで好き放題に生きてきたので、別に死んでもしょうがないかで済ませられますが、うちには小さい娘がいるので、娘を事件に巻き込ませるわけには絶対にいかないからです。

ちなみに在エジプト日本大使館は、この誘拐事件をうけてこんな注意喚起を出しています。

〜以下本文〜

エジプト在留邦人の皆様へ

                      平成27年7月25日
                      在エジプト日本国大使館領事部

外国人の誘拐に関する注意喚起(平成27年7月25日付)

1 クロアチア外務省及び当地報道によれば、7月22日(水)朝、カイロ郊外において、31歳のクロアチア人男性がフランスの会社に自動車で出勤していたところを、武装した何者かに停車させられ、連れ去られたとのことです(以下のURL参照)。
クロアチア外務省発表:http://www.mvep.hr/en/info-servis/press-releases/,24430.html
アハラムオンライン報道:http://english.ahram.org.eg/NewsContent/1/64/136096/Egypt/Politics-/Croatian-citizen-kidnapped-in-Egypt-by-armed-men.aspx

2 つきましては、現時点で事件の全容は不明ですが、皆様におかれましては、カイロ郊外の車両移動を含め、特に深夜及び早朝の外出はできる限り控え、日中であっても、単独行動や通行車両の少ない道路の走行を避ける等、不測の事態に巻き込まれないよう最大限の注意を払ってください。万一、被害に遭った場合は、無理な抵抗はせず、身の安全を最優先していただくようお願いいたします。また、外務省が以下のURLで公表している、脅迫・誘拐対策に関する資料もご参照ください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html

〜引用終わり〜

車両移動を控えるってありますが、エジプトでは自家用車での移動以外に移動はほぼ無理ですからね。

(地下鉄も乗り合いバスもタクシーもあるにはありますが、爆弾、放火、誘拐のリスクが高すぎて外国人には利用不可能です。)

私が目下展開中の「どこにも行かない大作戦」は、大使館的にはお手本的なよい暮らし方かもしれませんね〜。

でも言っておきますが、私は今日大使館にこう言われるはるか昔からこの作戦を展開しているんですよー。

何か発生した後であたふた対策をとっても遅いってこともあるんですよー。

大使館はあくまで「お役所」であって、あなたの身の安全を心から心配している家族でも友人でもないんですよー。

「君子危うきに近寄らず」ですよー。

しかしカイロの治安、面白いくらいにワンステップずつ、着実に悪化していってるな・・・。

07

11

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カイロのイタリア領事館爆破テロ

今朝カイロ中心部にあるイタリア領事館前で爆弾テロが発生しました。

詳細はこちらをどうぞ。

07

06

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テロ対策法とメディア箝口令

昨日、エジプトの最高裁判所がテロ対策法の改正案に合意したため、新テロ対策法が成立しました。

先日、シシ大統領が言っていた「テロ対策のための法整備」の一環です。

テロ容疑で逮捕された容疑者の刑事裁判を迅速に行うための法改正が行われたはずだったのですが、この中にはメディアに対するとんでもない法がいれこまれていました!

テロ対策法33条にはこうあります。

「テロ攻撃に関して、責任ある立場の人間が公式に発表した声明の内容と異なる、不正確なニュースやデータを報じた者に対しては、2年以上の禁固刑が課せられる。」

えーーーーーーーーーーーーーーーっ?!

これってもう、「大本営発表以外は何も報じるな」ってことですよねえ?!

えーーーーーーーーーーーーーーーっ?!

私がよくみているエジプト・メディアのひとつ、ヨウムッサービウの編集長ハーリド・サラーフは昨日、この法改正を受けて、これは「メディアに対する箝口令」であり、憲法に反する法改正であって、到底受け入れられない、と強く批判しました。



「我々は誰一人、テロに味方しようなんて思っていない。テロと戦っていこうという気持ちで、エジプト人はみな一致している。ただ、国の公式発表と異なる報道をしたり、国とは異なる見解を述べるだけで、逮捕されて投獄されるなんて、どういうことだーーーーーっ?!」

とまあ、おっしゃる通り。

「これまでメディアと国家の間に、どんな問題があったっていうんだーっ???」

とも言っていましたが、これは、アレですよね、アレ。

先日のシナイ半島のイスラム国との戦いで、メディアが一斉に「エジプト軍の死者60人以上!」とか流した、アレのせいですよね?

確かにありますよ、エジプトのメディアの報道ってホント適当だなーと思うことは。

でもその中にもひとかけらの真実は埋もれているわけで、それを探し当てるのが醍醐味というか。

それをねえ、「テロについてはなーーーーーーーーーーーーーーーーんにも言っちゃだめっ!!」って、いきなりすぎるし、むっちゃくちゃですよね・・・汗。

ってかこれって当然、エジプト在住の外国メディアにも適用されますよねえ?

当局の発表以外は、下手に「病院筋」とか「治安筋」情報なんかで記事書けないってことですよねえ?

いやーーーーーーーーーーーーーーーー、どーすんでしょうねえ?!

だめだ、この国、ほんと泥舟だわ。。。

沈む前に逃げ出さないと。。。

07

05

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エジプト軍とイスラム国のメディア戦

7月1日のシナイ半島におけるイスラム国総攻撃で生じた犠牲者数に関しては、イスラム国側の発表(約80人死亡)とエジプト当局側の発表(17人死亡)が大幅に異なっています。

詳しくはこちらでどうぞ。

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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