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エジプトの大気汚染と健康被害

日本でもPM2.5やら黄砂やらによる、健康被害を引き起こす大気汚染が問題になっていますが、カイロ@エジプトの大気汚染もかなり深刻です。

USAIDなどの調査(例えばこちら)によると、エジプトの大気汚染物質は主に以下のものに起因しているそうです。

・二酸化硫黄
・二酸化窒素
・鉛
・PM10やPM2.5などの浮遊粒子状物質(浮遊粉塵)

そして一番最後の浮遊粒子状物質なるものが、最大の要因だそうです。

やっぱりあるんじゃん、PM2.5・・・。PM2.5の値は、ふつうに「環境基準値を超えている」のだそうです。

そしてこれらのおもな発生源は、

・工業施設からでる排気(排気ガス対策をしていない工場多数)
・車の排気ガス(ディーゼルエンジンの車もまだ多い)
・農業廃棄物(稲わらなど)の焼却(稲わらを燃やす場所がないので野焼きにしている)
・道ばたでのゴミの焼却(みんな道で生活ゴミを燃やしている)

だそうで、いちいち思い当たる節があります・・・。

こうした大気汚染が特にひどくなるのが、野焼きがさかんに行われる10月と、コプト暦でアムシールと呼ばれる2月から3月にかけての砂嵐の時期です。

今年のアムシールは、2歳の娘も私も散々な目にあいました。

娘は2月半ばにまず風邪を引き、風邪がなおってからも咳が続いていました。咳をしてはいても、元気で食欲もあったのですが、さすがあまりに咳が長引いているので、行きつけの小児科医に行ったところ、「砂埃によってアレルギーが引き起こされ、咳が続いている」とのこと。対策は、「砂埃のあるところに行かない」とのことでしたが、カイロにそんなところありませんっ!!家の中ですら、砂砂してるのに・・・。

処方されたのはこちらの薬。

DSC05032.jpg

左のEucapholというのは、座薬なのですが、自然の成分(?)でつくられている「安心な薬」(医者談)だそうで、ヴィックスと同じ効果がある、とのこと。確かに、座薬自体からヴィックスのようなスースーしたにおいがします。こちらを朝晩と一日二回。

右のZyrtecは、有名なアレルギー薬ですが、こちらは寝る前に5ミリ。即効性があり、しかもかなり眠くなるらしく、これを飲むとすぐに「寝る」と言い出します。

これらを使うようになるとすぐ、娘の状態は改善しました。ということはやはり、砂埃アレルギーだった、ということのようです。

私はというと、娘から風邪をうつされ、その後どんどん悪化。咳がひどくなり、ついでに耳も痛くなって、耳が塞がったような、常に飛行機に乗って離陸体制に入っているときのような状態に。声は出なくなるし、黄緑色の不気味なタンはどんどん出てくるし、頭痛がひどくて頭がもうろうとしてくるし、もうこれは尋常ではないという体調でした。

しかしこのときちょうど事件が発生してものすごく多忙になってしまい、無理をして仕事をした結果、更に体調は悪化。事件が落ち着いて医者に行った時には、「気管支炎と副鼻腔炎を併発しています」とのこと。

がーーーーーーーーん・・・。

私が処方されたのはこちらの薬。

DSC05033.jpg

Clarinaseはアレルギーの薬、Mucosolvanはタンの薬、Rhinocort Aquaは点鼻薬です。

これに加えて、こちらが咳止め。

DSC05034.jpg

副鼻腔炎というものには初めてかかりましたが、かなり手強い病気です。何が大変かって、ものすごく長引くところです。私はもう1ヶ月以上たちますが、まだ治りません。鼻の付け根の奥の方に膿みがたまっているらしく、そこが痛いのはいうまでもなく、それが頭痛や咳や耳の塞がりを引き起こし、かなりつらい状況が続きます・・・というか、今でも続いています。

娘の症状も私の症状も、主たる原因はカイロの大気汚染です。

恐るべし、カイロ・・・。北京とか大変だねーなんて、言っている場合ではありません。

もうアムシールは過ぎ、日中は真夏のような暑さになってきていますが、窓を開けることは差し控え、エアコンをゆるく入れて、空気清浄機をガンガンに稼働させる日々が続いています。

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娘の初めての入試とエジプト幼稚園事情

昨日、2歳の娘が生まれて初めての入試を受けました。

入試というか、英語で言うとAssessmentというものです。9月から通う幼稚園で受けてきました。

娘は1歳過ぎでカイロに来てから、ザマレクZamalekにあるNurseryに通っていました。ここのよいところは、

・家から近く、徒歩圏内
・8時から17時までの間、いつ行っていつ帰ってもよい
・いろいろな国、年齢の子と一緒に遊べる

といろいろあります。おかげで娘は天真爛漫に育ち、英語もアラビア語も話せるようになりましたし、私は日中、仕事ができました。私としては、ずっとここでもいいなーなんて、適当に考えていたのですが、娘の同年齢の友達が皆、9月から別の幼稚園に新たに入園する予定だと聞いて、再考を迫られました。なぜなら、

・同年齢の友達が皆いなくなると、娘はかなり寂しくなるはず
・3歳半からエジプトではKG1(Kindergarden1、つまり幼稚園年中)というクラスに入ることができるので、この9月が入園の好機

だからです。そこで、いろいろと幼稚園を探したのですが、私たちの条件としては、

・家からなるべく近いところに立地
・小学校が附属している
・いろいろな国の子が在籍している(つまりinternational)

というのがあって、それに該当する幼稚園はたったのひとつしか見つかりませんでした。なぜなら、カイロのインターナショナルの学校は

・マアーディー
・6オクトーバー
・タガンムウ・ハーミス
・アッターメイヤ(カッターメイヤ)
・スマートビレッジ

といった地区に集中しており、それらはいずれも私たちの住んでいるザマレクからはかなり遠いからです。なぜ私が家から近い場所を望むかというと、エジプトでは今でも暴動や騒乱やデモが起こることが多く、道が閉鎖されたり封鎖されたりすることもあり、有事の際に素早く娘を連れ戻せに行かれる環境が最重要条件だと考えているからです。

ザマレクにもインターを名乗る学校はたくさんあるのですが、調べてみると内情は「生徒も先生も全員エジプト人」というところばかりで、さすがにそこに娘を入れるのはちょっと・・・という感じでした。

とにかく条件にあう幼稚園がひとつしかないので、そこに話を聞きに行ってきました。この幼稚園はモハンデシーンMohandeseenという地区にあり、うちからは道がすいていれば車で15分程度、混んでいても30〜40分程度で到着するところに立地しています。

ここの園長先生は外国人(エジプト人以外)のおじいさんで、娘の誕生日と年齢を聞くと、

「それじゃあ、Nurseryに入ることになるね」

とのこと。

え〜〜〜〜〜〜〜っ?!なんで????

と思って聞くと、

「エジプトの法律では、9月1日時点で満3歳6ヶ月になっている子でないとKG1に入れないことになっているから」

とのこと。娘は4月生まれなので、9月1日時点では確かに3歳4ヶ月にしかなっていません。

でも私は、娘をKG1に入れたくて幼稚園を探していたので、ここでまた新しくNurseryに入る意義は全然ありせん。私がそう言うと、園長先生はのらりくらりと、「まあまあ、そう言わずに、ちょっとクラスを見学してみて」というので、NurseryのクラスとKG1のクラスを見学してみました。私の印象は、

Nursery→子どもが5人しかいなくて寂しいし、ちょっとどよーんとしていて、和気あいあいとした雰囲気が全然ないっ!!
KG1→子どもが20人弱いて、にぎやかで楽しそう!!

というものでした。園長に聞くと、Nurseryは常に空きがあるけど、KG1はすぐに満席になる、とのこと。つまり園長は、エジプトの法律云々というのもあるけれど、Nurseryに該当する年齢の子は基本的にNurseryに入ってほしい、というのがあるようです。

でも私は「いや、うちの娘はKG1に入れたいんです!すごくアクティブで積極的な子なので、たくさんの子とにぎやかに遊べる環境を望んでいます!」と食い下がりました。

すると園長。「でも3歳4ヶ月だと、KG1で一番年下になるから、他の子についていけるかどうか云々・・・」とかいいつつも、「それじゃあ一応、KG1のAssessmentを受けてみましょう」とのこと。

それでAssessment当日。KG1を担当するイギリス人の先生が、娘を評価することになりました。娘はもちろん、これが「入試」だとは認識しておらず、単に初めてのお姉さんと一緒に遊ぶんだ、といった感じでした。

娘を先生に託して30分・・・。

先生に連れられた娘が、待合室にいた私たちのところにもどってきました。何をしたのかと娘に聞くと、絵を描いたり、クマさんと遊んでいた、とのこと。

結果は午後、電話で知らせると言われて帰宅。

午後、夫の携帯に電話がきて、「娘さんはKG1に受け入れ可能です」と言われました。

はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、ほっとした・・・。

入試っていっても、別にお受験勉強とか一切していないし、何ひとつ下準備をしていたわけでもないのですが、それでも、もしKG1がダメって言われたら、いったいどこの幼稚園に行けばいいんだろう・・・ってか、みんなむちゃくちゃ遠いし・・・と悩んでいたので、気が晴れました。

これでもし、長期間受験勉強をして、本格的な入試を受けて、数日間合否結果を待って・・・なんてことになったら、本当に神経がすり減りそうです。まあ、いつかそういう日は来るのでしょうが・・・。

これで娘は、

2013年9月 3歳4ヶ月でKG1
2014年9月 4歳4ヶ月でKG2
2015年9月 5歳4ヶ月で小学校1年生

と進学することになりました。私たちが日本に帰国するのは2015年8月か2016年8月なので、

2015年8月帰国の場合→娘はKG2(幼稚園年長)を終えた状態で帰国し、日本で秋から幼稚園年中組に入る
2016年8月帰国の場合→娘は小学校1年生を終えた状態で帰国し、日本で秋から幼稚園年長組に入る

ことになります。

子連れの海外赴任では、子どもの進学が一大課題となりますが、うちの場合はまだ娘が小さいので、恵まれていると言えるかもしれません。

初めての入試に晴れて合格した娘は、早くも「新しい学校行きたい!!」とはりきっています。9月から、新しい環境でどうなることか・・・不安もありますが、楽しみです。

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2歳児の肺炎

娘が肺炎にかかりました。

生まれてから2年8ヶ月、病気らしい病気は「突発性発疹」以外にかかったことのない彼女なので、いわば「初めての病気」です。

先週の木曜日の夕方から急に発熱が始まり、39度前後の熱が3日間続き、その後は熱が38度前後にまで下がったものの、ものすごい咳と鼻水が来襲。咳がひどくて嘔吐もするし、鼻がつまって鼻で呼吸ができないし、夜も昼も全く熟睡できず、一日中「ママー」と言って私にへばりついている状態。食欲も全くないし、普段あれだけおしゃべりなのに、「ママー」以外殆ど何もしゃべらず、全く笑いもせず、とにかくものすごく具合が悪い状態が1週間続いていました。

単なる風邪にしてはあまりにも全く改善の兆しがみられないので、小児科にかかった所、「肺炎です」との所見。

は〜、そういうことだったのね。。。全然よくならなかった理由がようやく判明しました。

処方された薬はこちら。

DSC_0407.jpg

こちら、薬局で買ったもので、こちらを5箱購入し、1日1回注射する、というのが処方の内容です。毎日医者に行くのかと思いきや、「注射は薬局でしてもらって下さい」とのこと。

ふーん、そういうことなんですね。。。

実際、薬局で薬剤師もしくは看護士らしきおじさんが、娘のお尻に注射をぶっさして下さいました。

帰宅後、このCeftriaxoneなるものについて調べてみたのですが、日本でも小児肺炎には一般的に処方されることの多い薬">日本でも小児肺炎には一般的に処方されることの多い薬のようだということが判明。

この夜はこの1週間でもっともよく眠れていたし、翌日もこれまでよりだいぶ元気になっていました。一本の抗菌薬の注射でこれだけ効くということは、間違いなく肺炎菌がいた証なのだと思います。もっと早くに医者につれていってあげればよかった・・・と反省。

でも言い訳のようですが、最初は単なる風邪と全く同じだったので、肺炎になっているとは思い至りませんでした。

注射はあと4日続きますが、早くよくなることを願って、毎日薬局に通う予定です。

娘、昨夜もずっと「おしりいたーーーーーい!!」とか言い続けていたし、きっとこの薬局に対するトラウマをもつことになるんだろうな・・・。



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「なんで病」の発症

2歳7ヶ月の娘に、とうとう「なんで病」が発症しました。

2歳を過ぎた頃から、会話の中にたまに「なんで?」という言葉が出てくることはあったのですが、昨日からはもう、何を言っても「なんで?」「なんで?」「なんで?」の繰り返し×∞・・・。

「なんで?」と聞き、私がそれなりに頑張って回答を導きだそうと奮闘する様子を見て、面白がっているようです。それで、どんな答えを言ってもまた「なんで?」と聞き返すのです。

私も負けてはいられないので、隙あらば彼女に「なんで?」とたずねるのですが、そうすると彼女は、「だって、ママがシャボン玉!」と訳の分からないことを言って私の質問を煙にまきます。なんという高等技術!

娘は日本語と英語とアラビア語(エジプト語)をしゃべるので、「なんで?」と同時に「why?」とか「ليه؟」も多発しています。

三か国語の使い分けは、だいぶできてきたように思います。例えば、幼稚園でも、オーストラリア人の先生に対しては英語で話し、エジプト人の友達とはエジプト語で話す、と使い分けているようです。

でも私に対しては三か国語全てで話しかけてきます。おそらく、どれでもいいや、と思っているのだと思います。

私が妊娠中に学んだ所によると、多言語環境においては、両親の各々がひとつの言語に限定して子どもと話すことが重要だとされていたので、私はいつも日本語で話すようにしているのですが、彼女の方から英語やエジプト語で話しかけられると、ついその言語で返答してしまいます。

あんまりよくないと思ってはいるのですが・・・。

でも昨日は夕食の時、「ママの作ったの、おいしい!」とか言って、ごはんもりもり食べてたなぁ・・・。やっぱり肝心なことは、私に対しても日本語で言うことが多いように思います。

自分とはあまりに異なる環境で成長している我が子。言語だけでなく、他にもどうしたらいいのかよくわからないことはたくさんあるのですが、私は子どもの数だけ子育てのかたちがあっていいと思っているので、まあ、なんとなくやっていっています。

それにしても「なんで病」、いつまで続くのかなぁ・・・???

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ミニディスコなる文化

エジプトのリゾートホテルに行くと、毎晩いろいろなイベントがあるのですが、どこに行っても必ずあるのがミニディスコmini discoです。名前はbaby discoとかkids danceとか多少違うのですが、やっていることは全く同じです。

アインソフナのホテルではこんな感じ。

DSC_0585.jpg

シャルム(シャルムエルシェイク)のホテルではこんな感じ。

DSC_0501.jpg

何をやっているのかというと、ホテル内のイベントステージのようなところに子どもが集まって、ホテルのレクリエーション担当のお兄さんやお姉さんたちと一緒に、いろんなダンスを踊りまくるのです。

このダンスのバリエーションも、どこのホテルに行っても全く同じです。例えば、上のシャルムの写真で踊っているのは、Kaczuszkiという歌&ダンスです。



veo veoというのも絶対に踊ります。



chuchuwaも絶対に踊ります。



the music manも絶対です。



aram zam zamも不可欠です。



Kaczuszkiはポーランド語でアヒルの意味らしいです。veo veoとchuchuwaはスペイン語、the music manはそのまんま英語、aram zam zamはもともとモロッコの歌らしいのですがモロッコでは聞いたことがなく、いま普及しているのはロシア語バージョンのようです。

なんでこの組み合わせなのか、そこに必然性はあるのか、全然わかりません・・・。欧米の子どもにとっては、これらを踊れるのは常識なんでしょうか?

私はどの歌も日本ではひとっつも聞いたことがないし、もちろん子どものころに踊ったことも全くないのですが、エジプトのリゾートホテルではこれらを踊るのが間違いなく定番化しており、こうしたホテルに足しげく通うことのできる金持ちエジプト人の子どもたちは、ある程度の年齢になると、これらを完璧に踊りこなすことができるようになります。

うちの娘は今2歳半で、1歳半くらいの時に初めてミニディスコの洗礼をあび、その時は全然踊れないのにみんなの輪の中心に陣取ってちょっと邪魔くさい感じでしたが、最近だいぶ踊れるようになってきました。ホテルに来ると、ミニディスコがあるとわかっているようで、朝から「チュチュワ踊る」とか「ニョンニョンニョン踊る」とか言ってやる気をみなぎらせています。

娘はあと数年のうちに、エジっ子のようにこれらを完璧に踊れるようになる気がします・・・。まあ、私は、現段階でも結構踊れるようになってきています・・・(苦笑)。

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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