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バハレイヤでキャンプ(1):バウィーティーとガソリン問題

11月初旬に、バハレイヤに行ってきました。

お目当ては、白砂漠の奇岩群、満天の星空、きつねをみること。

カイロから白砂漠をめざすには、車でまずバウィーティーという白砂漠観光の拠点となる村に行きます。距離は400㎞弱、車で飛ばして4時間弱です。道中、休憩所は一カ所だけで、その休憩所のそばにこれまた一カ所しかないガソリンスタンドがあります。

こちら休憩所。

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ハーゼム・アブー・イスマーイールの大統領選の時のポスターが残っているのがシュールです。

ここにはトイレがありますが、多くの場合水が止まっているので、かなりの惨状・・・です。

車でバウィーティーとカイロを往復する為には、絶対に途中で給油をしなければならないのですが、この日このガソリンスタンドにガソリンはなく、「オレは昨日の夜から待ってるぜ」なんていうおじさん達がぞろぞろ。仕方がないのであきらめてバウィーティーへの道を急ぎます。

バウィーティーの入口のゲートです。

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私たちはこのゲートの手前を右折して、International Hot Springというホテルに行きました。直訳すると「国際温泉ホテル」・・・熱海あたりにありそうなホテルです。場所は結構わかりにくいので、道行く人に「ピーターのホテルはどこ?」と聞くと、教えてもらえます。まあ、実際は「ピーター」ではなく、「ベーター」ですが・・・(汗)

ここには一応温泉があります。

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が、私は入っていません・・・。

私たちはここのホテルに白砂漠ツアーをアレンジしてもらいました。昼前にはホテルに到着し、ランチをとった後、ホテルに迎えに来た砂漠ツアー用のランクルに乗り換えて砂漠に向かいます。

・・・が、またここでガソリン問題発生。私たちは途中で給油できなかったので、バウィーティーで給油しないとカイロまで帰ることができないのです。私たちの車もランドクルーザーなのですが、ガソリンのメインタンクとサブタンクをあわせても、500㎞分程度しかはいらず、400㎞の往復は当然無理です。

そこで一人がガソリンを入れにいったのですが、そこはまた行列。さらに給油車がまだ来ていない→つまり給油できないということで足止めをくいます。早く砂漠に行きたい気持ちにかられつつも、給油しないとカイロに帰れないので、みんなで待つことに。

14時半ころ、ようやく給油でき、砂漠ツアーの運転手兼ガイドにその旨つげたところ、「あー、もう今日は時間が遅くなっちゃったから、何にも見られないよ」と言われ、一同しーーーーーーん・・・。

かなりがっかりしつつ、車に乗り込みました。

バウィーティー村は大変保守的な村のようで、外で女性の姿を見ることが滅多になく、見かけた女性は全員ニカーブ姿でした。農業か観光業で身を立てている人が多いようです。

ガソリン不足はバウィーティーに限らず、エジプトのあちこちで問題になっていますが、バウィーティーではかなり深刻なようです。農業では水をくみ上げるためのモーターを回すのにガソリンが必要で、観光では客を砂漠につれていく車を動かす為にガソリンが必要です。でも3カ所あるバウィーティーのガソリンスタンドは常にガソリンがない状態で、カイロから時々やってくる給油車をみんなで並んで待ち続け、到着したら順番に給油して、なくなったらそれで終わり、とのこと。

私たちは観光客なので、一日並んで給油して終わりですが、ここで生活している人々にとってはこれが日常の問題なので、その大変さは私たちの比ではありません。

砂漠ツアーへの出発が遅れてちょっとへこんでいた私たちですが、地元のガソリン事情を聞いて、へこんだことを反省した次第です。

バウィーティーから少し車を走らせると、すぐにいわゆる黒砂漠が見えてきます。本当はこの黒砂漠こそがバハレイヤ・オアシスで、白砂漠はバハレイヤではなくファラーフラ・オアシスというのですが、エジ在住外国人たちはここを全部ひっくるめてバハレイヤと呼んでいます。

1時間ほどで黒砂漠(バハレイヤ)は終わり、しばらく行くと今度はお目当ての白砂漠に入ります。白い奇岩が見え始めると、急に車がオフロード走行を始め、しかもスピードを全然落とさないので、ジェットコースターに乗っているかのようなものすごい揺れっぷりでした。

オフロードに入ると、そこはもう別世界! こんなものがどーんと目の前に現れます。

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バハレイヤでキャンプ(2):白砂漠編へ続く

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シャルムエルシェイク:イベロテルパレス編

シャルム(シャルムエルシェイクشرم الشيخ)に行ってきました。

シャルムはシナイ半島の南端に位置するエジプトきっての紅海リゾート地で、エジプト前大統領ムバラクが超大好きだったことでも知られています。

10月末のイード休暇中に二泊三日で行ったのですが、まだまだ海で泳げる気候でした。

カイロの空港から国内線で45分。シャルムの空港から今回宿泊したイベロテルパレスまでは、タクシーで15分くらい。空港から市内へのタクシー料金はだいたい定額で、イベロテルパレスのあたり(オールドマーケットのすぐそば)までだと120エジプトポンドです。

ホテルの部屋からの眺めはこんな感じ。

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なんだかソフナ(アインソフナ)のリゾートホテルにそっくりです。ビーチはホテルに隣接しています。

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これまたソフナにそっくりです。ソフナと違うのは、いるのがほとんどヨーロッパ人で、女性のビキニ率が90%以上だってことくらいです。ここでは、ビキニを着ていても目立ちませんが、ブルキニを着ていると大変目立ちます。

少し離れると、後方にごつごつとしたシナイの岩山がそびえているのがわかります。

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このホテルはもうひとつのビーチを所有しており、そのコーラルビーチなる場所へはモーターボートで無料送迎してくれます。ボートで5分くらいのところにあるのですが、こんな感じです。

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ここはサンゴ礁の群生(?)している場所で、シュノーケリングをするとカラフルなサンゴ礁や熱帯魚がたーっくさん見えます。水面からでも、魚がこんな風に見えます。

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こんな青くて細長い魚などもいます。

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私たちは水着だけしか持って行っていなかったのですが、コーラルビーチで大の大人達が楽しそうにシュノーケリングをしているのを見て羨ましくなり、早速シュノーケルセットを購入(@オールドマーケット)。さらに、足下がごっつごつで裸足では非常に痛いので、同じく皆さんが履いていた靴のようなものも購入(@オールドマーケット)。

シュノーケルのセットって、すごく高いのかなあと思っていたのですが、ホテルの対面にあるオールドマーケットのお店でおにーさんに値段を聞くと、「ふつーのとシリコン製のやつがあるけど、どっちがいい?」と言われたので、「じゃあシリコン製」と言うと、「え。シリコン製は超高いよ?!」と言うので一瞬ひるんだのですが、実際は130エジポン(1500円くらい)でした。おまけしてくれて120エジポンなり。ビーチシューズはオニールの偽物がたくさん売られていて、25エジポン均一。

シリコン製ではないシュノーケルは45エジポンだったのですが、一日使ってはやくもぶっこわれました。シリコン製はまだ健在。ビーチシューズも、二日使って破れまくりました。でもまあ、今回使うだけなら十分、という感じです。

シュノーケリングというと今まで、なんだかダイビングに匹敵するような高尚な(?)ものかと思っていたのですが、むっちゃ簡単で、全然泳げないうちの旦那でもスイスイと楽しそうに魚たちと戯れていました。私も旦那も、パープルやグリーンやブルーのサンゴ礁がわさわさ生えて(?)いて、そこを多種多様なカラフル魚たちが泳ぎ回っている様子をこの目で見るのは(水族館以外では)初めてだったので、すごーーーーーーーーく楽しかったです。特に、サンゴの群生地と深い海の境界線の景色は、それはそれは見事でした。時間を忘れて見入ってしまい、結構体が冷えました・・・。

ちなみに、サンゴのことをアラビア語では「海の木شجرة البحر」というのですが、本当に海に木が生えているみたいでした。

イベロテルパレスはトリップアドバイザーを見て適当に選んだホテルですが、このコーラルビーチにすぐに行かれる点と、オールドマーケットというお土産屋さんやレストランのある区域が目の前にあるのがすごく便利でした。

夜のオールドマッケットはこんな感じです。

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雰囲気はなぜか、ちょっとマラケシュ風で、懐かしい感じがしました。

ロシア語が目立ちます。

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シャルムはロシアやイタリア、ドイツなんかからの観光客が多いようです。

オールドマーケットでおすすめのレストランは、ファーリスという魚料理やさんです。新鮮な魚がいっぱい。

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魚を選んで、料理法を指定して作ってもらいます。料理法といっても、焼くか揚げるかしかない(エジプトはだいたいそうです)のですが、この店はあまり余計な味付けをせず、殆ど塩しか使わないので、日本人ウケすると思います。私たちは、エビとイカをグリルで、サワラをフライで食べました。おいしかったです。

イベロテルパレスでも一回夕食を食べたのですが、ここの夕食はかなーりまずいです。ビュッフェなのですが、こんな感じ。

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お客はこんなように、ヨーロッパ人だらけです。ビュッフェは種類豊富で、一見おいしそうなのですが、残念なことに殆ど全てがまずいです。

野外には魚をグリルしてくれるコーナーもあったりするのですが・・・

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魚はいわゆる「ブリ」しかなくて、がっくし・・・。

エジプトにおける「ブリ」とは、日本でいう「ボラ」を指します。エジプト人は「超おいしい!」「大好き!」とみんな言うのですが、残念ながら私たちにとっては・・・という味です。

食後には、ホテルが主宰する夜のイベントが目白押し。

エジプトのリゾートには必須のミニディスコがあったり・・・

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エジプトの民族舞踊があったり・・・

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タンヌーラがあったり・・・

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ベリーダンスがあったり・・・

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と結構楽しいです。うちの娘はダンス大好きっ子なので、舞台にかぶりついて見続けます。

シャルムはソフナと似ている所も多いですが、

1)外国人が多いので雰囲気が開放的
2)サンゴの海で熱帯魚と簡単にふれあえる

という二点が秀でている点としてあげられると思います。

今回は飛行機で行ったのですが、次回はがんばって、カイロから車で行ってみようかと思っています。

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アインソフナ:ホテル比較編

アインソフナالعين السخنةは、カイロから車で1時間半ほど行ったところにある紅海リゾートです。アインソフナ


エジプトの紅海リゾートというと、シャルム(シャルム・エルシェイク)が有名ですが、シャルムはカイロから飛行機に乗るか、もしくは延々と車を走らせて行かなければならないので、そう気軽には行かれません。

それに比べるとソフナは非常に身近なリゾートで、我が家の場合には「思い立ったら行く」というノリでいつも行っています。なぜならカイロ在住者にとってのソフナは、いわゆる「安近短」で楽しめる唯一の場所だからです。

ソフナにはホテルがたくさんあり、それぞれがプライベートビーチとプールを持っています。ホテルによっては、エジプト人がヴィッラと呼ぶ別荘の集合体が附属していたり、ゴルフ場を併設していたりします。我が家で利用したことのあるホテルは以下の三つです。

1) Stella di Mare Grand Hotel (以下ステラと略)
2) Moevenpick Resort El Sokhna (以下モーベンピックと略)
3) Romance Hotel (以下ロマンスと略)

結論から先に言いますと、総合的にはステラが一番いいと思います。

ソフナは基本的に金持ちエジプト人のためのリゾートなので、サービスや食事のスタンダードは彼ら仕様に設定されています。従って外国人は、ソフナのホテルに過度に期待してはいけません。

でもよいところもたくさんあります。

まず海がきれい。
水の透明度が高く、泳いでいる魚がたくさんみられます。
運がいいと、イルカもみることができます。
注意:時々サメも出没します。。。

そして景色が雄大。
背後に岩山、海の向こう側にはシナイ半島、というワイルドな景色が広がります。
スエズ運河を通る大型船の往来ものぞむことができます。

だから(少なくとも多少は)リラックスできます。
砂砂世界のカイロよりは空気もいいですし、交通量も人の数も圧倒的に少ないので、ちょっと生き返った気になれます。そもそも夏のカイロは、暑すぎて日中の外出はほぼ不可能ですから、海やプールで泳ぎつつ外気を満喫できるだけでも、カイロ在住者にはありがたいのです。

そのかわり、ソフナはカイロより更に暑いので、夏場の海水は温泉並みの温かさだったりしますが。。。

ホテルに話をもどしますが、ステラが一番いいとお勧めする理由は以下の通りです。

1)プールが広くて美しく、部屋から近くにある
ステラのプールは非常に広く、深さもうちの2歳の娘が遊べるような浅い場所から、私の背丈より深い場所までいろいろあるので、泳いでいて楽しいです。掃除も行き届いています。また、ホテルの中庭的なところに位置しているので、部屋からすぐに行かれるのが便利です。

2)ビーチの砂のキメが細かく、果てしなく遠浅な海が広がっている
2歳の娘の膝丈ほどの水深しかない海岸が、プールのすぐ前に広がっています。大人が満足に泳ぐ為には相当先へ進む必要がありますが、子どもがパシャパシャと水遊びをするには最高の環境です。カニやヤドカリを捕まえたり、魚を追いかけたりするのも楽しいです。ちなみにモーベンピックのビーチは非常に狭く、船着き場のすぐそばなので結構ゴミが多いです。またロマンスのビーチは砂浜ではなく砂利がごろごろしているので、痛くて裸足になることができず、(私たち的には)論外です。

3)値段が安い
どのホテルも安いのですが、ステラはジャーナリスト割引という謎の割引がきくので、私たちは格安で泊まることができます。ソフナのホテルの宿泊費にはハーフボードというのが含まれていて、朝食と夕食のビュッフェが自動的についてくるのですが、大人2人(子どもは無料)で一部屋、ハーフボードつきで一泊日本円にして7000円程度です。

残念ながら、ソフナのホテルはどこも食事がマズく、ステラもその例外ではありません。しかしソフナのビーチにはホテルしか存在しておらず、ホテル宿泊者にとってホテルで食事をする以外の選択肢はありません。やむを得ず、私たちがとっている対策は、

1)朝はお弁当を作って持参する
2)醤油を持って行く

の2つです。ビュッフェのマズい料理も、醤油によって多少救われるケースが多々あります。

カイロ在住の方、あるいはエジプトへの旅行を考えてらっしゃる方も、シャルムよりお気軽な紅海リゾートを是非お試しください。

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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