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エジプト軍とイスラム国のメディア戦

7月1日のシナイ半島におけるイスラム国総攻撃で生じた犠牲者数に関しては、イスラム国側の発表(約80人死亡)とエジプト当局側の発表(17人死亡)が大幅に異なっています。

詳しくはこちらでどうぞ。

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エジプトのイスラム国総攻撃開始

一昨日のエジプト検事総長爆死、昨日のシッタオクトーブル連続爆弾テロに続き、今日はシナイ半島でイスラム国が自爆テロ連続3回、それにつづいて治安関連施設15箇所を襲撃するなど、エジプトは大変なことになっています。

お手間をとらせて申し訳ありませんが、詳細に関心がある方はこちらをご覧ください。

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シシ大統領「死刑は執行する」

昨日テロによって爆殺されたエジプト検事総長の葬儀が本日、営まれました。

そこに参加したエジプトのシシ大統領の弔辞がこちらです。


久々に心に響いたシシ演説でした。

横にいるのは故人の遺族のようですが、遺族を前に、シシはあからさまに本気で怒りを爆発させていました。

弔辞の概要は以下です。

このような蛮行は決して許さない。
我々はできるだけ早急に法を改正し、犯人に法の裁きを受けさせる。
我々は法を尊重し、法によってテロと戦う。
怒りも悲しみもある。しかし我々エジプト人は、偉大な国民であるということを忘れてはならない。
我々は法を執行する。
裁判官が死刑判決を下せば死刑を執行する。
終身刑判決を下せば終身刑を執行する。
我々が必要としているのは、法律であり裁判官だ。
我々は流された英雄たちの血を決して忘れることはない。
我々は今、非常に困難な戦いの最中にいるが、国民一丸となってこの戦いに勝たねばならない。
神が我々のすべての行いをご覧になってくださっている。
国民が一丸となれば、誰一人としてそれに勝つことのできるものなどいない。
殉教者よ永遠なれ、エジプトよ永遠なれ


まず検事総長を暗殺した犯人を捕まえないと国の威信に関わるのは言うまでもありませんが、私はなんというか、テロリストとの全面対決はもう待ったなしというか、これからは一切容赦しない、というシシの決意表明のように聞こえました。

これまでも容赦していたわけではないのですが、たとえばモルシ元大統領を始めとする同胞団幹部にはすでに多くの人に死刑判決が下されているわけで、もちろんまだ控訴の余地はあるので死刑が確定されているわけではないのですが、死刑確定の暁には死刑執行するぞ!という意気込みにも聞こえた、ということです。

同胞団の(元?前?)最高指導者であるムハンマド・バディーウにも、今年4月に死刑判決が下されています。

これまで同胞団の歴史の中で、最高指導者に死刑判決が下されたことはありますが、その死刑が執行されたことはありません。

このまま同胞団員によるテロが続くようだと、本当に今度こそ、バディーウやモルシの死刑が執行されるなんてことになりかねません。

いや、死刑が執行されてはいけないと言っているわけではなく、この死刑が執行されるとまたエジプトが大混乱状態に陥るだろうということが容易に予想されるということです。

06

29

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エジプト検事総長暗殺テロ事件

今朝(2015年6月29日)、カイロのナセルシティにおいて、エジプトの検事総長ヒシャーム・バラカートを狙った爆弾テロ事件が発生し、検事総長が死亡、他に民間人1人、運転手2人、治安部隊員5人の合計8人が負傷しました。

事件直後の映像がこちらです。


検事総長は病院に運ばれて緊急手術を受け、一時は容体が安定していると報じられていたのですが、先ほど亡くなったと発表されました。

この惨状と目撃証言者のはなしから、一部では自動車爆弾による自爆テロでは?という説も流れたのですが、治安当局は仕掛け爆弾による爆弾テロであるとしています。

非常に大量の爆薬が用いられていたため、一発でこれだけの被害がでたとのこと。

この件については、同胞団系の武装組織「民衆的抵抗運動」が犯行声明を出しました。
せいめい

しかし、これまで同組織が実行してきた数々のテロと比較すると、とてもこんな大それた爆弾テロなど起こせそうにない・・・ので、私は本当にこの人たちが犯人なのか結構疑っています。

どちらかというと、今回の犯行はアンサール・バイトゥルマクディスの犯行を彷彿とさせます。以前のイブラヒーム外相暗殺未遂事件の時のような、用意周到さを感じさせるからです。

しかも今回の攻撃の数時間前に、イスラム国シナイ州(アンサール・バイトゥルマクディス)は、アリーシュで5人の裁判官を銃殺するシーンをおさめた動画を公開しました。その中で彼らは、裁判官というのは神の法への反逆者であり、殺されてしかるべき存在なのであると主張しています。

検事も裁判官も、人間の作った人定法につかえる存在であることにはかわりません。

民衆的抵抗運動が本当に犯人だった場合には、検事総長への恨みはモルシ元大統領をはじめとする同胞団メンバーへの法的制裁に対するものだと言えますし、イスラム国の場合は法による統治の象徴に対する攻撃であると言えます。

意味合いは違えど、こうした人が容易に暗殺の対象となってしまうエジプトというのは、やっぱりかなりキテる国だな。。。と改めて思ってしまいました。

明日6月30日はエジプトの第二革命記念日、7月3日はモルシ大統領が追放された日(=同胞団政権崩壊の日)なので、この手のテロ事件は短期的に見てもまだ発生する可能性があります。

06

24

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シリアよりやばいエジプトの生活の質

先日、イギリスのMoveHubというサイトが、世界の国々の生活の質ランキングを発表しました。

エジプト在住者としてやっぱり気になるのは、エジプトがどんだけやばいと評されているか、という点。

結果は・・・

じゃーん!!

生活の質

「世界で13番目に生活の質が悪い」という、輝かしい結果でした!!

・・・。

え?

ちょっと待ってください。

シリアより下?!

もう4年も内戦していて、いつどこから銃弾や迫撃砲が飛んでくるかわからず、死と隣り合わせといっても過言ではない、あのシリアより下なんだそうです!

っていうか・・・

シリアだけではなく、エジプトに住んでいる私が危なすぎて絶対に行ってはいけないと認識しているリビア、イエメン、イラクよりも下?!

あれですね、中東で最悪ってことみたいです、はい。

・・・。

薄々気づいていたんですけどね・・・はっきり言われると、そこはかとなく悲しいというか・・・汗。

こんなところで今までの人生のほとんどを過ごさせてしまった娘に申し訳ないというか・・・汗。

ヨーロッパに行くと、ロンドンやパリといった大都市ですら、「なんて空気がおいしいんだろうっ!!」と感じたり、「道に信号があって歩道があるってなんて素晴らしいんだ!!」と感動したりしていたのはやっぱり、こういう理由があるからですよね・・・汗。

確か日本国憲法には、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」って書かれてましたよね???

私が4年間営んできた生活は、いったいなんだったんだーっ?!

なんかもう、怒るパワーすら残っていない感じの消耗っぷりでございます・・・。

06

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ルクソールで自爆テロ

今朝、ルクソールのカルナック神殿前で自爆テロが発生しました。

いまだに情報が錯綜し、しかもエジプト当局がかなり厳しい報道規制を行っているので映像もろくに入ってこないのですが。

わかっている範囲では、

・ 犠牲者は1人(警官)、負傷者は4人以上で全員エジプト人
・ 犯人は3人、うち1人は自爆、もう1人は警官との銃撃戦で死亡(残り1人は逮捕?)

ということのようです。

事故後の状況はこんな感じ。



ちなみにカルナック神殿エリアではその後、3発の爆弾が仕掛けられているのが発見され、処理されてもいます。

エジプト当局は外国人観光客に犠牲者が出なかったのでセーフ!と判断したようで、取材も報道も規制し、できるだけ大事になるのを防ごうとしています。

考古大臣マムドゥーフ・エッディムヤーティーも、「テロリストの試みは失敗したのだ!!」と述べ、テロリストの攻撃は警官によって阻止されたから大丈夫!というメッセージを発しています。

うーん。。。この状況を本当にセーフと言っていいのか、私は大いに疑問ですが。

先週(6月3日)にはギザのピラミッド前のチェックポイントが覆面二人組に銃撃され、警察官2人が死亡するというテロ事件も発生しています。

この時も報道規制が敷かれ、エジプトのメディアもほとんどこの事件について報じないまま終わってしまいました。

ギザのピラミッド、ルクソールのカルナック神殿というのは、エジプトにくる観光客が絶対に訪れる観光地ベスト5に必ず入る場所です。

それらが1週間のうちに2度テロ攻撃にあい、いくら死んだのが治安当局者だけで観光客に被害がないとはいえ、事件を大きく報道させず何事もなかったように装おうのはどうなんでしょうね。。。

今日の自爆テロも、失敗したとはいっても自爆テロではあったわけで。

「テロリストは襲ってきます。でも警官が守ってくれるから大丈夫!安心してエジプトに観光に来てください!!」

と明るく言われても。。。汗

観光地へのテロはおそらく同胞団系ですが、ここ数日はシナイ半島のイスラム国(アンサール・パイトゥルマクディス)がMFOの基地に迫撃砲やらミサイルやらを撃ち込んでみるなど、エジプトのテロ情勢が全体として少し動いている感じがあります。

エジプト在住の方は、特にお気をつけください。

06

07

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どこまでもイスラム国

ふと思い立って、イスラム国についてのブログを立ち上げてみました。

題して、「どこまでもイスラム国」。

笑。

フジテレビは春からホウドウキョクという24時間ニュースチャンネルをネットでたちあげていて、そこには「ニュースのキモ Morning」という海外ニュース専門番組があります。

私はそこで、「イスラム思想の観点からイスラム国現象を読み解く」みたいなことをやっていて、それが非常にせまーい範囲で(笑)「面白い」と言われているので、そんな視点からブログを書いてみようかな、と思った次第です。

このブログにもイスラム国は頻繁に登場していますが、これからはイスラム国バナシはイスラム国ブログでやろうと思います。

イスラム国が滅ぶその日まで、地味~に続けていくことを目標にしています。

05

21

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10日間のエジプト・テロ記録

10日ほどブログの更新を怠っていましたが、テロが減ってネタ切れだったわけではなく、単に多忙だっただけです。。。

エジプトのことに目がいっていなかったのですが、改めて1週間を振り返ってみますと、いやぁ〜、相変わらずテロだらけですね。。。

先週は元大統領である同胞団員のモルシに死刑判決が出たり、アンサール・バイトゥルマクディスのメンバーとされる同胞団員6人に対する死刑が執行されたり、同胞団員が怒り狂うに十分な事案がいくつも勃発したので、しょうがないと思います。

いや、本当はここで「しょうがない」とあきらめるところではないのはわかっているのですが、エジプトに住まわせてもらっている一外国人にすぎない私としては、「しょうがない」と首をすくめるしかありません。

テロ事件を記録するにあたって、私なんかはもう気軽に「銃撃」とか「爆弾が爆発」とか書いてしまっているところがありますが、日本でこんなこと1回起こったら、それこそ大騒ぎなはずです。

・ 12日、ギザで若者に軍事訓練をほどこし、外国に送り込んでいたテロリストを逮捕
・ 12日、ブハイラで何者かが学生らに対してショットガンで攻撃
・ 12日、カイロのマアーディーの地下鉄駅ハダーイク・エルマアーディーで爆弾発見
・ 13日、アリーシュの警官の自宅で爆弾爆発
・ 13日、シナイ半島のワーディーアリーで爆弾が爆発、市民3人が死亡
・ 13日、ラファハの軍車両に仕掛けられていた爆弾が爆発、治安部隊員4人が死亡
・ 13日、ファイユームの警察署前で爆弾爆発
・ 14日、タンターとクフルシェイフ間の道を何者かが封鎖、放火
・ 14日、ブハイラの電気塔で爆弾4発が爆発
・ 14日、キナーのナジャウハマーディーの電気塔で爆弾8発が爆発、停電
・ 14日、シャルキーヤの電気塔で爆弾が爆発、他に3発発見し、処理
・ 14日、アスユートの電気塔が爆破
・ 15日、ファイユーム警察所で爆弾2発が爆発
・ 15日、北シナイで3発の爆弾を処理、7箇所のテロの巣窟を捜索
・ 15日、ブハイラのワーディー・ナトルーンで爆弾発見
・ 15日、北シナイ県の県庁舎にRPGが打ち込まれる
・ 15日、ルクソールで爆弾発見、処理
・ 15日、ファイユームの電気塔で7発の爆弾を発見、処理
・ 16日、ブハイラのダルナジャート警察署で爆弾が爆発
・ 16日、シェイフズウェイドの民家に迫撃砲が打ち込まれ、子供1人が死亡
・ 16日、シェイフズウェイドでテロリストが治安部隊本部に銃撃
・ 16日、ファイユームのマルギルギス教会で爆弾が爆発、もう1発を発見して処理
・ 16日、アリーシュの裁判官3人と運転手を殺害したことについて、イスラム国シナイ県が犯行声明
・ 17日、マヌーフィーヤで検察所に何者かが火炎瓶をなげつけ、炎上
・ 17日、アスユートの裁判所前で爆弾が爆発、警官1人が負傷
・ 17日、ファイユームとカイロ間の道路を同胞団員が封鎖、放火
・ 17日、ファイユームで治安部隊とテロリストが銃撃戦
・ 17日、マンスーラで、若者に軍事訓練をほどこしイスラム国に送り込んでいたテロリストの巣窟に立ち入り調査
・ 17日、アラブシャルカス事件の犯人であるバイトゥルマクディスのメンバー6人の死刑を執行
・ 17日、シャルキーヤで警官の車が銃撃され、1人死亡、3人負傷
・ 18日、イスマーイリーヤのチェックポイントが銃撃され、軍人1人負傷
・ 18日、シャルキーヤのザカーズィークの警察署前で爆弾が爆発
・ 18日、シャルキーヤのザカーズィークで車に仕掛けられた爆弾が爆発
・ 18日、アスワンの高圧電気塔で爆弾3発爆発
・ 18日、シャルキーヤのザカーズィークの警察クラブで爆弾が爆発、さらに仕掛けられていた爆弾を処理していたところ、爆発して処理に当たっていた人が負傷
・ 18日、ブハイラで電気塔に仕掛けられていた4発の爆弾を発見、処理
・ 18日、ファイユームで警察署長がテロリストに銃撃され負傷
・ 18日、シャルキーヤの警察クラブで爆発、1人負傷
・ 18日、カイロの5月15日地区で7発の爆弾を発見、処理
・ 18日、ミニヤーで検察官の車に何者かが放火
・ 18日、ガルビーヤの高圧電気塔二箇所に仕掛けられていた爆弾を発見
・ 18日、カイロのトラ地区で爆弾が爆発
・ 18日、ギザのヘルワーンのチェックポイント2カ所で4発の爆弾が爆発
・ 19日、カイロのナセルシティで覆面をした3人がバスに放火
・ 19日、カイロのダールッサラームで爆弾を作っていたテロリストが誤爆で負傷
・ 19日、カイロのマラグで4発の仕掛け爆弾と4発の偽爆弾発見、処理
・ 19日、シェイフズウェイドの治安部隊拠点2カ所が襲撃され、1人死亡、1人負傷
・ 19日、アレクサンドリアで爆弾発見、処理
・ 19日、カイロのダウンタウンで警察車両が放火され、軍人1人が負傷
・ 19日、シナイ半島のカラム・エルカワーディースでチェックポイントを襲撃しようとしていたテロリストを殺害
・ 19日、シナイ半島で治安部隊を攻撃しようとしていたテロリストを阻止、トンネル破壊
・ 20日、ファイユームのマサッラ広場で爆弾爆発
・ 20日、シャルキーヤで爆弾が爆発、1人負傷
・ 20日、カイロのベルビースで爆弾発見
・ 20日、シェイフズウェイドで爆弾を発見して処理
・ 20日、アリーシュで治安部隊とテロリストが衝突、テロリスト1人が死亡、5人が負傷
・ 20日、ラファハで武装テロリストが市民を誘拐
・ 20日、アリーシュで銃撃戦が発生、市民3人が負傷
・ 20日、シナイ半島で裁判官たちを襲撃した容疑者4人を殺害
・ 20日、アリーシュでテロリストが道に放火
・ 20日、イスラム国シナイ県(アンサール・バイトゥルマクディス)が裁判官を殺害し、武装蜂起することを呼びかける
・ 20日、カイロのベルビースで爆弾発見
・ 21日、カイロのマタリーヤの同胞団員の家で爆発
・ 21日、カイロのマタリーヤで、同胞団員の家から爆発物を多数押収

そういえば、エジプト政府は今年の夏は停電がなくなるっ!!。。。はず、なんて言っていましたねえ。

来週からは40度以上になる日も出てきそうですが、どうなることやら。

毎年、なぜかラムセス杯の週は暑くなるんですよね。。。汗。

05

12

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国境警備隊の成果

しばしばここにも言及しているように、エジプトにはイスラム国があります。

以前はアンサール・バイトゥルマクディス(ABM)という名前で活動していたシナイ半島のテロ組織がイスラム国に忠誠を誓ってイスラム国入りしたもので、現在彼らは「イスラム国シナイ県」を名乗っています。イスラム国本体からも、そのお墨付きを得ています。

エジプト軍はABMがイスラム国入りするずーっと前から、シナイ半島でテロ掃討作戦を実施しているのですが、いつまでたってもテロリストたちの勢いは衰えることがありません。

もともとABMはシナイ半島の一部の地元部族民とガザの人々からなる組織ですが、イスラム国入りしてからはシナイ半島北部の様々な部族を取り込もうとあの手この手を使っています。

「イスラム国に忠誠を誓いましょう、エジプト政府軍に協力してはいけません」なんて書かれたビラを配ったりしていた頃はまだよかったのですが、最近は言うことを聞かない部族民を誘拐して、見せしめに斬首する、という強硬手段にでています。

怖いですね。。。

決してエジプト政府や軍をよくは思っていない部族民たちも、エジプト政府かイスラム国かという選択を迫られ、多くはエジプト政府に協力し、イスラム国とは戦うという宣言を出しています。

状況は悪化の一途をたどるシナイ半島ですが、エジプト軍が全く成果をあげていないわけではありません。

今日は、5月10日に国境警備隊が公開したビデオをご紹介します。



ガザ地区へと続く31の地下トンネルを破壊、タバコ1700カートンを密輸しようとしていた男を逮捕、バイク5台を押収、武器を大量に所持していた男を逮捕、大麻の密売人を逮捕、危険なテロリスト4人を逮捕、3人を殺害、爆弾を作るための爆薬とタバコを押収、麻薬と爆発物を所有していた男を逮捕、大量の麻薬を運んでいた男を逮捕etc..

大麻の押収量が一箇所につき何トンとかいうものすごい量で、あまりにあちこちで大量に押収されているので、映像を見てちょっと笑ってしまいました。。。

国境警備隊の成果なので、シナイ半島の国境とリビア国境、スーダン国境全てにおける成果が収められているのですが、麻薬の量も、不法移民の数も、半端なものではありません。

エジプトってすごい国だな。。。と改めて思った次第です。

さて、ここ数日のテロ事件、いきます。

・ 7日、アリーシュで爆弾を仕掛けようとしていた男を逮捕
・ 7日、ブハイラの民家の中で爆弾が爆発し、1人死亡
・ 7日、ディムヤートの警察クラブ前で爆弾発見
・ 7日、アスワンの軍基地前で爆発
・ 7日、スエズで爆弾4発が爆発し、2人負傷
・ 7日、同胞団員がギザのインバーバの道を封鎖
・ 7日、シナイ半島のカラム・エルカワーディースのチェックポイントをテロリストが襲撃、軍人1人が負傷
・ 8日、ベニスウィーフでテロリストが警察を銃撃、警官1人が負傷
・ 8日、ブハイラで爆弾発見、処理
・ 8日、カイロのマタリーヤで同胞団員と治安部隊が衝突
・ 8日、ギザのシッタオクトーブル地区で同胞団員がデモ、6人逮捕
・ 8日、クフルシェイフの警察をテロリストが襲撃、警官1人が死亡
・ 8日、ギザのインバーバで爆弾が爆発
・ 8日、ギザのハラム地区で同胞団員が暴力的なデモ、10人逮捕
・ 8日、アリーシュで軍がテロリストに襲撃され軍人4人が負傷
・ 9日、シャルキーヤの警察署前で爆弾が爆発
・ 9日、ディムヤートで同胞団員と治安部隊が衝突、警官1人が死亡、同胞団員3人が死亡
・ 9日、アリーシュで治安部隊がテロリストに銃撃され、警官2人が死亡
・ 9日、ディムヤートで武器を所持していた同胞団員18人を逮捕
・ 9日、同胞団員がハラム通りを封鎖
・ 10日、ファイユームで爆弾を作っていたテロリスト2人が誤爆で死亡
・ 10日、ギザのヘルワーンで車が爆破される
・ 10日、同胞団幹部53人を逮捕
・ 10日、シェイフズウェイドで軍がテロリストに銃撃され、1人負傷
・ 10日、イスラム国シナイ県(アンサール・バイトゥルマクディス)が地元住民6人を誘拐し、2人殺害
・ 10日、カイロで電車に放火しようとしていた男を逮捕、タバコ一箱と引き換えに請け負った仕事とのこと
・ 11日、アスワンで音爆弾が爆発
・ 11日、ブハイラで地雷が爆発し、子供2人が死亡
・ 11日、シャルキーヤのインシャース軍事空港で爆弾3発を発見、処理
・ 11日、カイロのバイパス道路で車が爆発
・ 12日、シナイ半島でテロリスト3人を殺害、爆薬庫を破壊、仕掛爆弾を処理

爆弾、地雷、銃撃、放火などなど、相変わらず多発していますので、在エジプトのみなさんは引き続きお気をつけください。

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07

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ショットガン乱射の恐怖

日本では知られていないと思いますが、エジプトではいまだに毎日、全国のどこかでムスリム同胞団員が「反体制デモ」という名の暴動や襲撃を行っています。

ここ数日同胞団員が特に大暴れしているのが。ディムヤート(ダミエッタ)。

死者も出るほどの事態に陥っています。

同胞団員がこうした暴動でよく用いているのが、ショットガンです。

いろいろなタイプがあるのですが、たとえばこんなもの。

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カラフルなものがショットガンにつめる弾薬で、ショットシェルと呼ばれます。

この中に、いろいろな大きさの鉛やスチールなどの弾を入れます。

714419634.jpg

小さい弾はバードショットと呼ばれるように鳥を撃つのに用いられ、少し大きめのバックショットとよばれるものは、鹿などを狩るのに用いられるそうです。

もちろん、同胞団員は鳥や鹿を狩るためにショットガンを乱射しているわけではなく、人を攻撃するのに用いています。

同胞団員が5日にディムヤートでおこしたショットガン乱射事件は、住民に21人もの負傷者を出していますが、その様子を監視カメラがとらえていたものが公開されています。



商店街をチンピラの一団(同胞団員)が通り過ぎ、最後に数名の男(同胞団員)が後ろを振り向きながらショットガンを乱射する様子が映されています。

繰り返しますが、おもちゃの銃ではありません。

鳥や鹿を殺すことができ、人間の皮膚も貫通する威力のある、れっきとした銃器です。

「また同胞団のデモだよ。。。」なんて見ていた商店街の人々らが、これで攻撃されて21人負傷したわけです。

そして6日には、警官が1人死亡してもいます。

非常に恐ろしい。。。

エジプトでは普通の拳銃からライフル、マシンガン、迫撃砲、ロケット弾等々、あらゆる武器があちこちに拡散していますし、拳銃も買いたければ普通に買えるという国なのですが、ショットガンはこれらよりさらに入手しやすく、デモという名の暴動にくりだす同胞団員はかなりの高い率でこれを持っています。

私はよく、「同胞団のデモには近づいてはいけない」と書いていますが、その理由は彼らがこうしたショットガンや、時には実弾を乱射することがよくあるからです。

上の映像でよくよくわかるように、同胞団員が狙っているのは治安部隊(警察)でも軍隊でもなく、商店街にいるふつーの住民ですからね。。。

繰り返しますが、同胞団員の攻撃対象は治安部隊や軍だけではなく、現政権を支持しているとされる「エジプト国民全員」です。

爆弾テロのターゲットが無差別なのも、それが理由です。

まあ同じことを何度も書いていますが。。。しつこくてもそれがエジプトの現状なので、仕方ありません。

ここ数日のテロ、いきます。

・ 5日、ディムヤートで同胞団員がショットガンを乱射、22人負傷
・ 6日、カイロの地下鉄ハルファーウィー駅で爆発
・ 6日、ギザのハラム通りで爆発
・ 6日、ディムヤートで同胞団員と治安部隊が衝突、警官1人が死亡、1人負傷、同胞団員16人を逮捕、うち13人は女
・ 6日、カリユービーヤの軍基地の外で爆弾発見、処理
・ 6日、ルクソールで仕掛け爆弾が爆発
・ 6日、ディムヤートで同胞団員が放火
・ 7日、ファイユームで高圧電気塔が爆破
・ 7日、シェイフズウェイドで装甲車に爆弾を仕掛けようとしていた男を逮捕
・ 7日、ラファハの治安部隊が攻撃され、軍人2人が死亡

数としてはそうありませんが、今日も朝からラファハで攻撃があり、軍人2人が亡くなっています。

関係ありませんが、6日には地下鉄のアフマド・オラービー駅で「不審物がある」と騒ぎになり、調べてみたらキャベツだった。。。というちょっとトホホな事件がありました。

キャベツのことを、エジプトではコロンボって言います。

私はいつも路上の不法販売(汗)の野菜を買っているのですが、そこの子供達、私を見るといつも「コロンボー!!」って言うんですよね。。。

エジプトに来たばかりのころ、その路上販売のおばちゃんに「コロンボない?」って私がよく聞いていたのが印象深かったらしく。。。

でもコロンボって聞いても刑事コロンボくらいしか思い浮かばない私としては、自分がコロンボって呼ばれるのが非常に不満なのですが。。。笑。

プロフィール

 飯山陽

Author: 飯山陽
イスラム思想研究者。専門はイスラム法。都内の大学でイスラム思想を教えていましたが、現在はエジプトのカイロ在住、メディアの仕事をしています。
イスラム国に関しては別ブログ「どこまでもイスラム国」をご覧ください。

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